シラバス情報

科目名
情報入門演習B b
授業コード
24010
担当者名
坂本 小百合
副題
PCのイロハを学ぶ(エクセルの初級を学ぶ)
単位数
2.00単位
配当年次
1年
開講学期
2019年度後期
教職免許種類
高校一種(情報)

授業内容
Excel 2016の基礎から中級の内容です。
基本的な表作成の流れを確認後、Microsoft Office Specialist (MOS) Excel 2016(一般)の出題範囲の機能について、説明と演習で講義を進めます。講義内容を復習する課題を毎回出題します。期限までに提出された課題は内容を確認し評価の対象とします。スキルの定着を目的に制限時間内にテキストを見ないで問題を操作し、編集後のファイルを提出する総合演習(操作テスト)を実施します。提出された内容は採点を行い評価の対象とします。課題および総合演習の解説は実施後または次回の講義で行います。
最終回では資格試験の模擬試験を用いて、資格取得に必要なスキルの確認を行い、評価を行います。
この講義は、MOS Excel 2016(一般)の資格対策となります。
到達目標と卒業認定・学位授与の方針との関連
エクセルの基本(表作成・絶対参照および一般的な関数の利用・印刷・複数シート編集・グラフ・データベース機能など)を学び、機能を使って表の編集が行えるスキル習得ができます。さらに資格取得に必要な中級機能(名前付き範囲・条件付き書式・テーブル機能・その他の関数の利用など)を学び、Excelを活用する能力が身につきます。
【身につく力】「情報リテラシー」
 ITを活用する能力が身につきます。
授業計画
第1回 MOSについて。HUE Navi操作の確認。表作成の基本操作確認
第2回 相対参照と絶対参照を利用した数式、テーマとスタイルの利用、関数の活用(COUNTIF)
第3回 効率の良い編集機能、関数の活用(SUMIF,AVERAGEIF)
第4回 関数の復習(複合参照を利用した式)、表の印刷
第5回 グラフの作成と編集
第6回 複数シートを活用して表を編集する
第7回 総合演習1 ここまでの操作確認テスト テスト終了後 解説
第8回 総合演習解説、データを効率よく編集・分析する機能
第9回 データベース機能(並べ替え)、範囲をテーブルに変換
第10回 テーブル機能を利用したデータの抽出
第11回 IF関数の利用、文字列操作関数の利用、ドキュメント検査
第12回 模擬試験プログラムを利用した操作練習と解説(第1回)
第13回 総合演習2 操作確認テスト テスト終了後 解説
第14回 模擬試験プログラムを利用した操作練習と解説(第2〜5回)
第15回 MOSスキル確認テスト(Microsoft Office Specialist Excel 2016 模擬試験)
※以上の通り計画していますが、学習状況により一部内容を入れ替えたり、省略する場合もあります。
関連科目
パソコンの基本操作については情報入門演習Sで習得済み、Wordの操作スキルはMOS Word (一般)合格程度であることを前提としています。
本講義履修後MOS Excel (一般)資格を取得した学生は、MOS Excel Expert(上級)資格取得を目指す情報活用演習Bの履修を勧めます。
準備学習等の指示
ファイル管理および文字入力は問題なく行えることが前提となります。
講義後はテキストの関連Lessonを操作し理解度を確認しましょう。
やむを得ず講義を欠席した場合は、必ず各自でテキストを学習し期限内に課題を提出してください。
【授業準備の目安】
⇒予習30分程度(次回の授業内容を確認し、事前にテキストを読んでおきましょう)
⇒復習30〜60分程度(演習問題を復習し、関連するLessonを理解度に応じて反復しましょう)
教科書
講義は以下のテキストおよび補助資料を用いて実施します。毎回使用しますので必ず準備して講義を受けてください。

「MOS Microsoft Excel 2016 対策テキスト& 問題集」(FPT1617),FOM出版,2,000円(税別)
※初回授業時のみ教室内販売を行いますので代金を持参して下さい。それ以降はブックセンター等で各自購入してください。
参考文献
「よくわかる Microsoft Excel 2016 基礎 」,FOM出版
「よくわかる Microsoft Excel 2016 応用 」,FOM出版
「情報リテラシー」,FOM出版
定期試験の実施
定期試験は実施しません。
成績評価の方法
・取り組み姿勢に対する評価…20%
・総合演習1…20%
・総合演習2…40%
・MOSスキル評価(Microsoft Office Specialist Excel 2016 模擬試験結果)…20%
以上の割合で採点し、総合評価を行います。
また、「5回以上欠席」で総合演習、MOSスキル評価ともに操作していない学生は、「評価不能」となる場合があります。
実務経験と授業との関連
備考
『遅刻しない・質問する・復習する』ことを心がけ、課題は必ず自分で操作して期限内に提出しましょう。積み重ねがスキルアップにつながります。提出してもらった課題は、講師が皆さんの理解度を確認するために内容確認を行っています。正しく理解できていない機能があれば課題にコメントを返すようにしていますので、確認して復習してください。コメントでは理解できなかった問題については、直接質問して解決を図ってください。