シラバス情報

科目名
演習Ⅰ (楊義申)
授業コード
41219
担当者名
楊 義申
授業題目
グローバルな視点から見た中国経済と日中経済交流
単位数
4.00単位
配当年次
3年

授業概要・授業計画
本演習は、グローバルな視点から中国経済の発展過程および日中政治・経済関係を中心に学びます。中国経済は社会主義計画経済の採用期(1949〜62年)、社会主義計画経済の低迷期(1963〜77年)、市場経済の導入期(1978〜91年)、改革開放の加速段階(1992〜現在)を経て、近年には飛躍的な発展を成し遂げ、高い実質経済成長率を維持してきました。さらに2001年、WTOに正式加盟後、国際社会の中で重要な役割を果すようになりました。このような中国の経済発展に伴って、日本の経済は中国経済の動向に深く関わっています。日中経済交流は、東西冷戦、日中国交正常化前後、中国の改革開放(1978年)以降などの時期を経て、2004年には中国が日本にとって第1貿易相手国となるに至りました。しかし、政治面においては、国交正常化、平和友好条約の批准に伴って80年代前半には一時的に活気を帯びましたが、80年代の後半に入ると、歴史認識、靖国などの諸問題に発して、両国政府の関係は冷却し、それが両国民に相互反発の感情を高めるという憂慮すべき状況をもたらしています。今や、日中両国の関係は「政冷経熱」の現状を乗り越え、政治面での交流を大いに発展させる時期であると思われます。本演習は、以上の問題意識に立ち、メディア情報センターのPC教室を利用して中国の公式サイトを検索し、中国に関する最新情報を収集すると同時に、最新のニュース、データ、映像、実践体験などを通じて具体的な例をあげながら、中国経済および日中政治・経済関係を立体的かつダイナミックに捉えることを目標とします。 本演習は基本的にディベートの形で行います。手順としては、
①テーマを決め、賛否の二つグループに分かれます。
②各自で資料収集を行ない、レジュメを作成します。
③レジュメに基づいてディスカッションを行ないます。
このような全員参加のディベートを通じて、テーマと関連する知識を深めると同時に、一人一人の情報収集能力、思考能力、要約能力、コミュニケーション能力、ディスカッション能力を高めていきます。  
教科書
講義内容に応じて別途指示します。  
活動予定
9〜12月:図書館文献ガイダンス
9〜12月:3年ゼミキャリアセンター活用ガイダンス
ゼミ親睦会、ゼミ対抗スポーツ大会への参加、ゼミ合宿、忘年会なども予定しています。受講生との相談の上で決定します。
成績評価の方法
成績評価は平常の出席状況と受講態度、授業への参加態度、課題の提出率および内容などによって総合的に評価します。 

選考方法
《第1次》
選考方法:書類選考と面接
日    時:11月27日(火)〜 11月30日(金) 10:00〜16:00随時
場   所:研究室(3号館2階228号室)(筆記用具持参)
期間中、随時に面接を行ないます。登録希望願を持参して来室してください。
月曜日から金曜日まで講義、会議、出張などの時間以外には在室します。
事前にアポを取れば、必ず指定時間に会えます。またはオフィスアワーの時間帯(木曜日12:30〜14:00)を利用すれば、確実に会えます。
TEL:内線428。E−Mail:ys-yang@hue.ac.jp

《第2次》
選考方法:書類選考と面接
日   時:12月13日(木)〜 12月14日(金) 10:00〜16:00随時
場   所:研究室(3号館2階228号室)(筆記用具持参)
期間中、随時に面接を行ないます。登録希望願を持参して来室してください。
火曜日から木曜日まで講義、会議、出張などの時間以外には在室します。
事前にアポを取れば、必ず指定時間に会えます。またはオフィスアワーの時間帯(木曜日12:30〜14:00)を利用すれば、確実に会えます。
TEL:内線428。E−Mail:ys-yang@hue.ac.jp
履修条件
ゼミの活動に積極的に参加してください。
オフィスアワー
場所 : 明徳館3階 楊ゼミスペース
時間 : 11月22日木曜日12:30〜14:00
【研究室の自由訪問時間】:木曜日12:30〜14:00
研究室の場所:3号館2階228号室