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 教員名 : 餅川 正雄 
						
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					 科目名 
							職業指導 
							授業コード 
							14030 
							担当者名 
							餅川 正雄 
							副題 
							豊かな職業観をどの子にも 
							単位数 
							2.00単位 
							配当年次 
							3年 
							開講学期 
							2019年度後期 
							教職免許種類 
							高校一種(商業) 
							授業内容 
							1 アメリカの職業指導・進路指導・キャリア教育の歴史的発展過程を学ぶ。 
							2 我が国の職業教育・進路指導・キャリア教育の歴史的発展過程を学ぶ。 3 進路指導・キャリア教育の諸活動と教師の役割について確認する。 4 高等学校段階における進路指導計画とその実践上の留意事項について考える。 5 キャリア・カウンセリング理論と各種のキャリア理論を学びその特徴を理解する。 6.ホワイト企業とブラック企業の特徴と見分け方を説明できるようになる。 到達目標と卒業認定・学位授与の方針との関連 
							【身に付く力】 知識・理解、情報リテラシー 
							1 高等学校での職業指導(進路指導)の諸活動の基礎知識を理解し、説明できるようになります。 2 高等学校における就職指導と進学指導の実践内容を検討し、問題点を指摘できるようになります。 3 高等学校の学級担任教師に求められるキャリア・カウンセリングの基礎技術を身につけます。 授業計画 
							第 1 回 職業観・勤労観を育成する学習プログラムの枠組み 
							第 2 回 アメリカの職業指導の歴史的発展 第 3 回 我が国の職業指導の歴史的発展 第 4 回 キャリア教育の概念とキャリア理論(スーパー理論) 第 5 回 キャリア教育で育成する能力とキャリア理論(金井理論) 第 6 回 キャリア教育の活動とキャリア理論(クランボルツ理論) 第 7 回 自己情報の理解のための学習指導案の作成 第 8 回 進路情報の収集・保管と活用(パソコンによる情報収集) 第 9 回 インターンシップの教育上の意義と実施方法 第10回 キャリア・カウンセリング(基礎編)とキャリア理論(ホランド理論) 第11回 キャリア・カウンセリング(実践編)とキャリア理論(シャイン理論) 第12回 ホワイト企業とブラック企業の見分け方(パソコンによる情報収集) 第13回 フリーターやニートについて考えさせる指導案の作成 第14回 キャリア教育の年間指導計画と評価 第15回 現在の雇用環境と若者の早期離職の問題 関連科目 
							生徒・進路指導論、情報と職業 
							準備学習等の指示 
							予習の時間は毎回1時間程度必要です。また復習の時間も1時間程度必要となります。 
							具体的な内容は、次に示すとおりです。 1.高等学校商業科の教員を目指す学生として、教科書の内容を読んで事前に予習してください。(5時間必要) 2.各種のキャリア理論の資料を配付しますので、それを読んで要点をまとめてください。(5時間必要) 3.『会社四季報』や『業界地図』などを見て、日本を代表的する企業名とその経営状況を把握しておいてください。(10時間必要) 4.毎日、新聞を読み、日本経済の状況や世界経済の状況を知るようにしてください。(1日に15分程度必要) 5.終身雇用制度や年功序列型賃金のメリット・デメリットを整理してください。(2時間必要) 6.退職金制度や年金制度、賞与(ボーナス)、福利厚生制度などについて整理し、ホワイト企業とブラック企業の見分け方を考えておいてください。(3時間必要) 7.「若者はなぜ3年で会社を辞めてしまうのか」を考えておいてください。(2時間必要) 8.高卒の初任給や大卒の初任給がどの位か、また生涯賃金がいくら位になるのかを調べておいてください。(2時間必要) 9.高校生は進路についてどのような悩みをもっているのか、就職と進学に分けてを調べておいてください。(1時間必要) 教科書 
							授業者が作成したテキスト「職業指導」を配付します。 
							参考文献 
							村上龍著(2005)『13才のハローワーク』幻冬社,¥2,600−(ISBN4-344-00429-9) 
							定期試験の実施 
							定期試験を実施します。 
							成績評価の方法 
							定期試験100%として評価する。 
							実務経験と授業との関連 
							県立の商業高等学校で、商業科の教諭を15年経験し、県教委事務局で指導主事を5年間経験したことを指導内容に反映しています。また、市立高等学校で教頭を3年、県教委事務局で主任専門員(課長補佐級)を2年経験したことを活かして、学校の管理や教員指導の視点からも講義します。 
							備考 
							試験の結果だけでなく、教職課程を履修する学生として相応しい取り組み姿勢・態度がみられるかどうかを重要な判断基準とします。すべての授業に出席することが大原則であり、遅刻や欠席があれば評価に反映させます。  |