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 教員名 : 中嶋 則夫 
						
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					 科目名 
							スポーツ経済論 
							授業コード 
							26022 
							担当者名 
							中嶋 則夫 
							副題 
							スポーツの生産・分配・消費及び人々の社会関係に与える影響を考える 
							単位数 
							2.00単位 
							配当年次 
							2年 
							開講学期 
							2019年度前期 
							教職免許種類 
							授業内容 
							 余暇活動の一つであるスポーツとは、組織化、制度化されたもとで、ルールに基づいて身体的能力を競い合ったり、気分転換や健康の保持増進などを求めて身体活動したり、知的な戦略能力を競い合ったりするものです。その実施には、時間という資源のうち、付加価値生産に用いる一つの要素である労働時間以外の時間が用いられます。スポーツ活動は、その関連財・サービスへの需要面、供給面から、経済へ多様な影響を与えます。また、スポーツ活動は、それらを通じて形成される人と人との社会関係にも影響を及ぼします。本講義では、これらの諸相を個人、個人間相互、経済全体という視点などから議論していきます。 
							学修の効果を上げるために、毎回HUENAVIアンケートを活用して授業の振り返りをしてもらい、その中から代表的な回答を、各回授業のはじめに口頭で伝え、不足していると思われる部分を含め振り返りを行います。 到達目標と卒業認定・学位授与の方針との関連 
							本講義では、経済がスポーツにどのような影響を与え、スポーツが経済にどのような影響を与えるか、また経済やわれわれの暮らす社会にとって、スポーツとは何かについて理解を深めます。特に、市場経済で取引されるスポーツ及びスポーツ関連の財・サービスとは何か、スポーツの持つ外部性との関係はどうなっているのか、それぞれの役割について理解し、今後の地域づくりにスポーツがどのように関わることができるのかの理解につなげることを到達目標とします。 
							【身につく力】「知識・理解」、「コミュニケーション能力」、「論理的思考力・分析力」 授業計画 
							第 1 回 日本におけるスポーツ 
							第 2 回 分業と市場の役割及び市場の失敗について 第 3 回 市場経済における価格の決まり方 第 4 回 私的財としてのスポーツを経済学で考える 第 5 回 統計学とスポーツ 第 6 回 野球と統計学 第 7 回 ゲームの理論と戦略 第 8 回 ゲームと勝負に勝つために 第 9 回 ファイナンス入門 第10回 スポーツファイナンス 第11回 スポーツの外部性 第12回 経済学に登場する人間像について 第13回 市場経済と公的部門 第14回 公共財の最適供給とリンダール方式 第15回 まとめ 関連科目 
							経済入門、ミクロ経済学基礎Ⅰ・Ⅱ 
							準備学習等の指示 
							 授業では、復習・予習に関する指示をするので、その都度、指示に沿った対応をしてください。 
							授業の振り返りを行うHUENAVIアンケートへの回答作成には40分、教科書や資料の該当箇所の熟読に40分/日×5日の時間をかけてください。 教科書 
							里麻克彦『スポーツ経済学』北海道大学出版会 
							参考文献 
							定期試験の実施 
							定期試験を実施します。 
							成績評価の方法 
							出席点5点(11回目から各回1点加算_外枠評価)、HUENAVI回答点15点(指定文字数以上が対象)、期末課題25点、期末試験60点、欠席授業への事後対応無しの場合の減点(各回1点減点)の合計点で評価します。 
							実務経験と授業との関連 
							備考 
							1.学生証を忘れた場合については、自己責任となり、こちらでは対応しません。  
							2.広島経済大学学内定期試験細則に従い、出席回数が総授業回数の3分の2に満たない場合には、定期試験の受験を認めない場合がありますので、それを念頭に受講して下さい。 3.講義中の私語は厳禁です。こちらからの指摘を受け、同様の指摘を再度受けた者については出席したと認めない場合がありますので、それを念頭に受講して下さい。 4.講義中は携帯電話の電源をオフにして、かばんなど受講に不必要なものは机の下においてください。  |