シラバス情報

科目名
情報処理の基礎Ⅲ a
授業コード
32056
担当者名
吉田 舞
副題
プレゼンテーション応用(PowerPointを使った学習の応用)
単位数
2.00単位
配当年次
1年
開講学期
2019年度前期
教職免許種類

授業内容
まず、PowerPoint基礎の総復習をした後、プレゼン資料作成のポイントなどを学習します。
その後、テーマに沿ってプレゼン資料作成をし、前に出て個人やチームでプレゼンを実施します。
実施後は、クラスメートや教員から、評価シートによるフィードバックを行います。
履修後の感想(昨年度)は、次の通りです。

「自分を客観視できるので改善点が分かり易い」
「社会に出ていきなりプレゼンをする前に色々しれて良かった」
「アドリブ・台本を見ない事の重要さ、スライドを効率よく作成するためのコツが分かった」
「プレゼン作成力・発表力の自信がついた」
「発表する事の楽しさ・人に伝える事の難しさ・どうすれば相手に伝える事が出来るかも知った」
「声の大きさ・速さ・表情・視線などをどうしたら良いか周りの人の発表を見て、少し分かった」
「一番最初より上手になった気がする。色々な人のプレゼンが聞けて楽しかった」
「人前でプレゼンするのは貴重なことだし得る事も多いと感じた」
「初めはすごく恥ずかしかったが何回もやるうち慣れて緊張しなくなった」
「インターンシップやプロジェクトでパワポを使う事が多くためになった」
「準備不足で満足のいく発表が出来ず悔しい思いをし、準備に時間をかける大切さを学んだ」
「プレゼン技術より、新しい友達や知らなかった知識を得られた。どの学年にもおすすめ」
到達目標と卒業認定・学位授与の方針との関連
【身につく力】
 「コミュニケーション能力」「プレゼンテーション能力」「チャレンジする力」
PowerPointを活用したプレゼンテーション技能を体得します。
話す、聞く、見る、表現する能力を高め、人前で発表する事に自信を付けます。 
授業計画
第1回 オリエンテーションとPower Point 基礎の総復習
 「情報処理入門Ⅰ」の内容を含めて、基礎の総復習をします。
第2回 ビジュアル化のコツ
 図形、SmartArt、写真、動画などの活用を学習します。
第3回 スライドの仕上げの機能
 スライドマスター、アニメーションの効果的な使用方法、デザインの統一など
 より説得力のある資料について学習します。
第4回 1分間プレゼン練習
 自己紹介の原稿を元に、数名でグループを作り、原稿あり・なしで発表体験をします。
第5回 「他己紹介」プレゼンの作成
 2名〜3名でチームを作りお互いの他己紹介プレゼンを作成します。
第6回 発表-1「他己紹介」 (個人発表)
 順番に発表します。発表者以外は評価者となります。 
第7回 「自己PR」プレゼンの作成
 自己PRプレゼンを作成します。他己紹介で発見された新たな魅力をアピールしましょう。
第8回 発表-2「自己PR」 (個人発表)
 順番に発表します。発表者以外は評価者となります。
第9回 「勧誘」プレゼンの作成
 自分の趣味、クラブ活動、興動館プロジェクト、友達と取り組んでいること、地元での奉仕活動、
 アルバイトへの参加など、勧誘のプレゼン資料を作成します。
第10回 発表-3「勧誘」前半 (個人発表)
 順番に発表します。発表者以外は、評価者となります。
第11回 発表-3「勧誘」後半 (個人発表)
 順番に発表します。発表者以外は、評価者となります。
第12回 「販売」プレゼンの作成−1
 自分の欲しい「商品(モノ)」を見付け、営業員となり購入を勧めるプレゼン資料を作成します。
第13回 「販売」プレゼンの作成−2
 作成の仕上げと、発表練習をします。
第14回 発表-4「販売」前半 (チーム発表)
 順番に発表します。クラス人数の半分程度、実施します。発表者以外は、評価者となります。
第15回 発表-4「販売」後半 (チーム発表)と総まとめ
 順番に発表します。残りの人数、実施します。発表者以外は、評価者となります。

※履修者の人数により、内容が多少ずれ込む場合があります。 
関連科目
なし
準備学習等の指示
授業時間中にスライドを作成するので、授業までに構想を練り、資料や情報を収集しておいて下さい。
2時間以上は必要です。
また、発表日までに充分にリハーサルをしておきましょう。最低10回は必要です。
チームプレゼンの時は、チームでしっかり打ち合わせをし、欠席しないようにしましょう。 
教科書
経済的負担軽減の為、ペーパーレス教材を使用します。教科書の購入は不要です。
参考文献
参考文献はありませんが、役立つ資料があればその都度配布します。 
定期試験の実施
定期試験は実施しません。
成績評価の方法
成績評価の割合は、以下の通りです。
・スライドの作成力:20%
・発表力:65%
・評価力:10%
・提出物:5%
以上の総合点と、平常の出席状況と受講態度を総合して評価します。
ただし、発表する事が軸となる授業の為、発表をしないと単位はありません。
実務経験と授業との関連
備考
人前で話をするのが苦手で何とかしたい!という学生を大歓迎します。
この授業をきっかけに、人前で話す事・人の話を聞く事・新しい友達と交流する事に前向きになりましょう。
プレゼンテーションの際に、スーツと革靴着用で身だしなみも整えて行う機会を一度もうけます。
また、ビデオ撮影をしてセルフチェックをします。客観的に自分を見る良いチャンス!自分の良い所(個性)と癖を把握し、普段から意識出来るようになりましょう。
受け身では無く意欲的に取り組むことで、クラス全体にも波及効果があり、より充実した授業になります。