シラバス情報

科目名
簿記入門 e
授業コード
22005
担当者名
藤井 稔久
副題
はじめての簿記
単位数
2.00単位
配当年次
1年
開講学期
2019年度前期
教職免許種類
高校一種(商業)

授業内容
簿記は、現金の収入・支出や商品の仕入・販売など、さまざまな企業活動を正しく記録・計算・整理し、その結果を報告するための技術です。企業の経営内容は全て簿記会計で表現でき、簿記の知識や技術を用いずに企業活動を営むことは不可能です。本授業では、複式簿記の基礎である簿記の原理および記帳、決算などの初歩的なテーマについて学習します。なお、この「簿記入門」は、当日の講義内容を踏まえた復習を毎回行う必要があります。また、小テストなどの結果については、各担当教員から別途指示した方法によりフィードバックされます。
到達目標と卒業認定・学位授与の方針との関連
1.簿記の基本用語や複式簿記の基本的な仕組みを理解して、「初級簿記Ⅰ」などの上位科目につなげることができます。
2.企業の日常業務における初歩的な記帳方法を習得することができます。
【身につく力】「知識・理解」「論理的思考力・分析力」
授業計画
第 1 回 簿記の基本
第 2 回 資産・負債・純資産(資本)と貸借対照表
第 3 回 収益・費用と損益計算書
第 4 回 取引と帳簿記入(1):簿記上の取引、仕訳
第 5 回 取引と帳簿記入(2):転記、伝票
第 6 回 現金預金
第 7 回 商品売買
第 8 回 手形
第 9 回 その他の債権債務
第10回 固定資産
第11回 純資産(資本)
第12回 収益と費用
第13回 税金
第14回 試算表の作成
第15回 まとめ 
関連科目
初級簿記Ⅰ、初級簿記Ⅱ、初級簿記検定演習、中級簿記、中級簿記検定演習
準備学習等の指示
毎回の講義を踏まえて、演習問題などの復習を最低1時間(60分)以上行ってください。難しい用語については辞書等で調べておいてください。分からないことがあったり、さらに進んだ学習を行いたい学生は、明徳館6階のラーニングサポートコーナーをぜひとも利用してください(教育・学習支援センターで予約、SAによる相談)。また、12桁の電卓を使用しますので、授業には必ず持参してください。
教科書
伊藤龍峰、工藤栄一郎、坂根純輝、東幸代編著『初級簿記テキスト』中央経済社(2018)1,300円+税
※本テキストを主教科書としますが、別のテキストが追加されることもあります。  
参考文献
各担当教員から別途指示します。
定期試験の実施
定期試験を実施します。
成績評価の方法
定期試験60%、小テストおよび受講態度40%
※外枠評価:出席状況[11回目以上の出席について毎回2点を加点]
実務経験と授業との関連
備考
【授業の心得】
①必ず毎回出席するようにしてください。積み重ねが大事な科目ですので、欠席すると分からなくなります。やむを得ない場合は、事前に必ず担当教員に相談し、指示を受けるようにしてください。
②教科書・電卓を忘れないようにしてください。
③予習・復習を徹底して行うようにしてください。
【履修について】
経営学科の学生は、指定されたクラスを履修するようにしてください。他学科の学生は、許可された場合のみ、履修することができます。