シラバス情報

科目名
スポーツ生理学実験
授業コード
26039
担当者名
磨井 祥夫、柳川 和優
副題
理論や仮説が正しいかどうかを実験により確かめる
単位数
1.00単位
配当年次
2年
開講学期
2019年度後期
教職免許種類

授業内容
スポーツ生理学は、仮説を立て、実験をし、その結果得られた知見を積み重ねていく学問です。本実験では、スポーツ生理学で学んだ理論の一部を実験により確認し、客観的データを用いて生体を把握する手法を学びます。具体的には、身体組成、最大酸素摂取量、無酸素性作業域値、最大無酸素パワー、全身反応時間、各種筋力、表面筋電図、床反力、心拍数などを測定し解析します。
毎回授業の最後にレポートを提出(提出時に教員が添削)していただきます。
到達目標と卒業認定・学位授与の方針との関連
実験により得られたデータを用いて生体を把握し、その内容を説明することができるようになる。
【身につく力】 「知識・理解」「論理的思考力・分析力」「斬新な発想をする力」
授業計画
第1回:形態・体組成の測定
第2回:有酸素性作業能力の測定(最大酸素摂取量)
第3回:有酸素性作業能力の測定(無酸素性作業閾値)
第4回:無酸素性作業能力の測定(最大無酸素パワー)
第5回:全身反応時間の測定
第6回:筋力の測定(脚の屈曲・伸展、握力、背筋力)
第7回:筋力の測定(種々の条件下での筋力)
第8回:表面筋電図の測定(主働筋、拮抗筋、共働筋)
第9回:表面筋電図の測定(各種スポーツ動作)
第10回:床反力の測定(歩行、ラン、階段昇降)
第11回:床反力の測定(ジャンプ動作)
第12回:画像解析による動作の測定
第13回:バランス能力の測定
第14回:心拍数の測定
第15回:総括
関連科目
スポーツ生理学、健康運動プログラム論、バイオメカニクス
準備学習等の指示
毎回の授業内容に関する予習や復習を心がけてください。わからない用語などは事前に調べてくるとより授業の理解度が高まります。1時間以上は予習、復習に時間をかけましょう。
教科書
テキストを配布します。
参考文献
西園 秀嗣『スポーツ選手と指導者のための体力・運動能力測定法』大修館書店、2004年。
角田 直也、須藤 明治『スポーツ測定評価学』文化書房博文社、2009年。
定期試験の実施
定期試験は実施しません。
成績評価の方法
レポート、平常の出席状況、受講態度等により総合的に評価します。
実務経験と授業との関連
備考
受講者心得:①私語、②遅刻、③脱帽、④飲食、⑤携帯に関するマナーを守る。