シラバス情報

科目名
研究指導AⅠ (商業経済論特論)
授業コード
71056
担当者名
細井 謙一
副題
単位数
4.00単位
配当年次
1年
開講学期
2019年度前期、2019年度後期
教職免許種類

授業内容
商業、経営、マーケティングに関する研究を行います。具体的な進め方等については、受講者と相談しながら決める予定ですが、最初は流通やマーケティングに関する基本的な文献を読んでいく予定です。この過程を通して基礎的な理解を得るとともに、取り組むべき問題や課題について考えます。できるだけ早いうちに研究テーマを決めてもらい、それに沿って研究を進めていけるよう指導します
到達目標と卒業認定・学位授与の方針との関連

商業、経営、マーケティングに関する基本的な理解を得るとともに、問題や課題の発見を通して研究テーマを設定し、修士論文を纏めるための準備作業を行います。 
授業計画
商業、流通、マーケティングが主要な研究領域であり、次のようなテーマ(授業計画)が事例としてあげられます。受講者は自らの関心と問題意識に沿って具体的なテーマを設定し、研究を進めます。
第 1 回 商業の発展と流通システム:基礎
第 2 回 商業の発展と流通システム:発展
第 3 回 マーケティングの展開と商業組織:基礎
第 4 回 マーケティングの展開と商業組織:発展
第 5 回 企業経営とマーケティング
第 6 回 マーケティング・チャネルの組織と管理:基礎
第 7 回 マーケティング・チャネルの組織と管理:発展
第 8 回 日本型流通システムとその変革
第 9 回 流通企業の戦略的行動
第10回 製販企業間の戦略的提携:基礎
第11回 製販企業間の戦略的提携:発展
第12回 流通政策の変遷
第13回 情報化の進展と流通システム
第14回 マーケティング戦略の形成と展開:基礎
第15回 マーケティング戦略の形成と展開:発展
授業は、初めは商業、マーケティング、流通に関する基本的文献を読んでいきます。テーマを確定した後はテーマに関する文献や先行研究を収集・検討し、それを報告してもらいながら進めていきます。  
関連科目
準備学習等の指示
毎回予習をして議論ができるように準備しておくことが必要です。  
教科書
受講生の関心や理解の状況をみて決める予定ですが、最初は問題の発見と基本的な理解の促進に資するようなテキストや文献を選んで読んでいく予定です。例えば、風呂 勉『マーケティング・チャネル行動論』(千倉書房)、田村正紀『流通原理』(千倉書房)、石原・池尾・佐藤『商業学』(有斐閣)、石井淳蔵ほか『ゼミナール・マーケティング入門』(日本経済新聞社)などです。  
参考文献
上記を参照。テーマに沿った参考文献(先行研究文献など)の探索・収集が重要です。相談しながら進めることを希望します。  
定期試験の実施
定期試験は実施しません。
成績評価の方法
期末レポートの成績とともに、平常の出席状況や受講態度などを勘案して総合的に評価します。  
実務経験と授業との関連
備考