シラバス情報

科目名
研究指導AⅠ (理論経済学特論Ⅰ)
授業コード
71051
担当者名
中野 安雄
副題
単位数
4.00単位
配当年次
1年
開講学期
2019年度前期、2019年度後期
教職免許種類

授業内容
ミクロ経済学の諸問題を下記の授業計画のテーマに沿って、主に討論形式で講義を進めます。テキストはゼミ生の研究領域を考慮して決めますが、当面予定しているのは下記のテキストです。これはミクロ経済学の現状を広範に解説したものですので、ゼミ生の研究テーマに近い分野を選んで、輪読・討論していきます。なお、ゼミ生の研究の進展具合に応じて、適宜、研究報告を重ねながら、修士論文の準備を進めるよう指導します。 
到達目標と卒業認定・学位授与の方針との関連
ミクロ経済学の基礎的な理解を深めるとともに、修士論文のテーマを決め、これに関する基礎的な研究を進めていきます。
授業計画
各授業のテーマ
第1回 マーシャルとミクロ経済学
第2回 市場の機能
第3回 均衡とその安定性
第4回 消費行動〜限界効用
第5回 消費行動〜消費者余剰
第6回 消費行動〜無差別曲線
第7階 消費行動〜最適消費
第8回 企業行動〜費用と利潤
第9回 企業行動〜価格と限界費用
第10回 企業行動〜短期供給曲線
第11回 企業行動〜長期供給曲線
第12回 企業行動〜損益分岐点
第13回 市場の機能:再検討(安定性)
第14固 市場の機能:再検討(経済的厚性)
第15回 市場機構の限界(外部不経済)
関連科目
ミクロ経済学、マクロ経済学、理論経済学特論Ⅰ・Ⅱ 
準備学習等の指示
テーマによっては報告者を割り当て、参考書等を指示しますので、報告者は20〜30分程度に要約した報告ができるよう練習し、レジュメを受講者全員に配布するよう準備してください。また、報告者以外の人は、あらかじめ参考書等をよく読み、どのような質問をし、あるいはどのような意見を述べるかを考えておいてください。また、授業後には全員その日のうちに、報告や質疑応答を踏まえてノートを整理しておいてください。
教科書
西村和雄『ミクロ経済学』第2版、岩波書店、2001年
参考文献
井堀利宏『入門・ミクロ経済学』第2版、日本評論社、2004年
林敏彦『需要と供給の世界』改訂版、日本評論社、1989年
定期試験の実施
定期試験は実施しません。
成績評価の方法
平常の出席状況と受講態度・レジュメ・レポート等を総合して成績評価とします

実務経験と授業との関連
備考