シラバス情報

科目名
プレゼミ 済・営(福居信幸)
授業コード
41142
担当者名
福居 信幸
授業題目
日本経済や世界経済の現状について金融の視点から学ぶ
単位数
2.00単位
配当年次
2年

授業概要・授業計画
本プレゼミの目的は、日本経済や世界経済の現状について、特に金融の視点から理解を深めて、自分が理解した内容を人前で発表したり、議論をしたりするのに必要な基礎的な力を身につけることです。また、演習Ⅰ・Ⅱの準備段階として、研究テーマを自ら見つけ出せる力や、選択したテーマに沿って情報を収集・整理し、自分なりに結論を導き出せる力を養うことです。具体的には、まず、経済入門で学んだ知識を確かなものにしたうえで、ミクロ経済学やマクロ経済学の基礎理論も踏まえながら、日本や海外の経済の現状を様々なデータをもとに考察します。また、その考察にもとづき、それらの要因、さらには、それらの将来の動向について議論をします。具体的には、日本のGDPや、GDPを構成する消費、投資、政府支出、貿易、および外国為替などの現状や将来の動向、これらの実物経済を支える日本の金融市場の現状、海外の経済・金融動向に加え、ときどきの経済トピックスにも触れながら学んでいきます。特に重きを置きたいのは、現状の分析にとどまらず、今後、どのような変化がみられるのかについて、基礎的な経済理論に基づき予測できる力が身につくようにすることです。

以下の授業計画にもとづき進めていきますが、第13回と第14回では、必ず全員に自らが選択した日本経済や世界経済に関する自主研究テーマに関して、パワーポイントに基づくプレゼンテーションを行って頂きます。

第1回:オリエンテーション
第2回:日本のGDPの動向と経済成長
第3回:日本の消費動向
第4回:日本の設備投資動向
第5回:日本の財政(政府支出)
第6回:日本の貿易と外国為替相場の動向
第7回:日本の金融市場の概要
第8回:海外の経済・金融動向
第9回:研究入門1(研究テーマの発掘手法)
第10回:研究入門2(研究テーマの情報収集手法)
第11回:研究入門3(研究テーマの分析手法)
第12回:研究入門4(研究テーマの発表手法)
第13回:プレゼンテーション1(前半)
第14回:プレゼンテーション2(後半)
第15回:総括(演習Ⅰに向けて) 

【身につく力】「知識・理解」「プレゼンテーション能力」「論理的思考力・分析力」
教科書
適宜指示しますが、プリント教材が中心になります。
活動予定
ゼミ時間外の研究あるいは研究外活動については、ゼミ生の自主性を尊重します。プレゼンテーションでは、他のゼミにもオープンな発表会を実施したいと考えています。また、研究発表終了時にゼミ会を実施したいと考えています。
成績評価の方法
演習に対する取り組み姿勢(出席、討論への参加意欲、ゼミ活性化に関する提言やリーダーシップなど)と自主研究のプレゼン内容を総合的に判断します。

選考方法
選考の前に、ゼミの内容等について質問があれば、5月28日(木)からメールで照会してください。アドレスは下記の通りです。

(第1次)
選考方法:Microsoft Teams を利用した選考(面談)を 実施予定
選考期間:6月8日(月)〜6月17日(水)
(注)希望者は、6月11日(木)12 時までにメールで次の 内容を送信してください。 件名:プレゼミ選考 本文:①学籍番号 ②学生氏名 ③志望理由 (200 文字以上) E-Mail:nb-fuku@hue.ac.jp
後日、そのメールに返信しMicrosoft Teams による面談希望日時を伺い調整します。

(第2次)
選考方法:Microsoft Teams を利用した選考(面談)を 実施予定
面接期間:6月29日(月)〜7月7日(火)
(注)希望者は、7月2日(木)12 時までにメールで次の 内容を送信してください。 件名:プレゼミ選考 本文:①学籍番号 ②学生氏名 ③志望理由 (200 文字以上) E-Mail:nb-fuku@hue.ac.jp
後日、そのメールに返信しMicrosoft Teams による面談希望日時を伺い調整します。
履修条件
①日本経済、金融全般、外国のいずれかに興味のある人。
②他人があまり良く知らないことに興味を覚える好奇心旺盛な人。
③常にゼミのメンバーや教職員など相手の立場に立った行動や発言ができる人。無断欠席・遅刻、講義中に目に余る私語や居眠りなどをしない最低限のマナーを守れる人。
オフィスアワー
Hueナビメールアドレス:nb-fuku@hue.ac.jp