シラバス情報

科目名
経営学
授業コード
26007
担当者名
岡本 康昭
副題
組織体の適正な運営について学ぶ
単位数
2.00単位
配当年次
2年
開講学期
2020年度前期
教職免許種類

授業内容
企業は、生活を支える様々な商品・サービスの生産者としての役割を果たし、私たちの日常生活に大きく影響を及ぼしています。こうした企業の経営課題は、経営者のためのものだけではなく、そこで働く多くの人や社会的な規模でも影響の大きなものになっています。
この講義では、組織の成長にとっては何が有効なのかを決定する戦略論、企業組織の構造、消費者のニーズに関わる一連の領域を包括するマーケティングなど経営学の全体像を理解できるようになることを目的とし解説していきます。
なお、講義の中間で小テストを行い、次の週に解答と解説を行います。
到達目標と卒業認定・学位授与の方針との関連
1.経営学の全体像を理解し、特に自分の興味のある分野に関する基本的な理論を説明することができる。
2.社会で起きている企業を取り巻く様々な課題について、経営学の基本的な考え方と関連づけて理解することができる。
【身につく力】「知識・理解」「論理的思考力・分析力」「問題解決力」
授業計画
第1回 イントロダクション
第2回 経営活動と経営戦略の全体像
第3回 成長戦略と競争戦略
第4回 経営戦略の変遷
第5回 経営組織の構造
第6回 組織行動
第7回 人的資源と能力開発
第8回 中間のまとめと小テスト
第9回 マーケティングの基礎
第10回 消費者行動
第11回 製品戦略
第12回 価格戦略
第13回 プロモーションとインターネットマーケティングの基礎
第14回 企業の社会的責任とコーポレートガバナンス
第15回 全体のまとめ
関連科目
経営組織論、経営戦略論、マーケティング論
準備学習等の指示
実際のビジネスで起こっていることを知るために新聞あるいは経済雑誌などから興味のある記事を1日30分を目途に読んで、講義で修得したこととの関連性を考察してみてください。
教科書
教科書は使用しません。レジュメ、板書等を使用して講義を進めていきます。
参考文献
井原久光『テキスト経営学[第3版]』ミネルヴァ書房、2013年、3,200円+税
榊原清則『経営学入門(上)』日本経済新聞出版社、2015年、860円+税
定期試験の実施
定期試験を実施します。
成績評価の方法
期末テスト70%:主要な経営学の理論について論述する問題で到達の度合を評価します。
小テスト30%:基本的な知識の定着度合を客観問題で確認します。
出席回数が総授業回数の3分の2に満たない場合には、期末テストの受験を認めません。
実務経験と授業との関連
金融業界で多くの企業の経営実態に接した経験や、マネジメントに携わった経験を活かし、実務との関連に重点をおいて幅広く解説します。
備考
発展・応用科目を履修するうえでの基礎となる知識をしっかりと修得しておきましょう。