シラバス情報

科目名
数学C
授業コード
13012
担当者名
平岡 賢治
副題
統計基礎
単位数
2.00単位
配当年次
2年
開講学期
2020年度前期
教職免許種類

授業内容
統計学の基本的な内容の学習とともに、それらを支えている数学的な考え方について学習します。統計学は数学と経済学との両方にまたがるものであり、我々の身近かにある多くの情報(データ)を収集し、それらをまとめ、分析するものです。授業ではできるだけ具体的例を取り上げながら進めていきます。
配布する授業プリントにより授業を進めます。学習内容の説明や問題演習を行い数学を活用するよさを学びます。授業の終わりに授業の振り返りとして復習問題を解いて学習内容の確認を行います。練習問題は課題とし、次回の授業プリントで解説します。
到達目標と卒業認定・学位授与の方針との関連
データのまとめ、資料の整理を通して、平均値や度数分布などの基本的な内容を理解し、それぞれの値を求めることができること、さらに箱ひげ図、分散や標準偏差、相関係数について理解を深め、統計学の基本的な内容を使うことができるようになることを目標としています。また、確率とその計算について理解を深め、具体的な問題を考えることができるようになることを目標とします。
【身につく力】「知識・理解」「問題解決力」 
授業計画
第 1 回 ガイダンス
第 2 回 いろいろなデータとグラフ
第 3 回 データと度数分布
第 4 回 データの代表値とヒストグラム
第 5 回 度数分布とヒストグラム
第 6 回 5数要約と箱ひげ図
第 7 回 ヒストグラムと箱ひげ図
第 8 回 分散と標準偏差
第 9 回 散布図と相関係数
第10回 場合の数
第11回 順列・組合せ
第12回 確率
第13回 確率の基本定理
第14回 独立事象の確率
第15回 まとめ 
関連科目
本授業の履修にあたっては、これまで学習した数学の内容を復習しておいてください。
準備学習等の指示
各回ごとに配布するプリントを中心に、内容の説明と問題演習を行います。授業内容を理解するためには授業の復習が大切です。復習は授業プリントをよく読み、例題と問題を解いて授業内容の理解を深めてください。また、授業プリントの練習問題は必ず解いてください。次回の授業プリントで解答を配ります。(復習は30分以上してください。)
教科書
教科書は特に使用しませんが,授業プリントを中心に授業を進めます。
参考文献
日本統計学会編 データの分析 東京図書
石村 園子 著 やさしく学べる統計学  共立出版 
定期試験の実施
定期試験を実施します。
成績評価の方法
・定期試験の成績 70%
・小テスト、受講態度等の評価 30%
・出席回数が11回以上からの出席については、プラスになるように評価します。
・出席回数が総授業回数の3分の2に満たない場合は、定期試験の受験を認めません。
実務経験と授業との関連
備考
・数学Aを履修しておくことが望ましい。
受講心得:授業中は、私語・飲食等は厳禁です。
       守れない学生については以後の授業への出席を認めないことがあります。