シラバス情報

科目名
情報活用演習A b
授業コード
24025
担当者名
坂本 小百合
副題
ワードの中級を学ぶ
単位数
2.00単位
配当年次
1年
開講学期
2020年度後期
教職免許種類
高校一種(情報)

授業内容
Wordの中級から上級の内容です。Microsoft Office Specialist (MOS) Word 2016 Expert 出題範囲について、機能の説明と演習を行います。講義後は毎回問題を配布しますので、テキストを参考に操作練習を行ってください。解答の無い問題は次の講義で解説します。講義に出席して説明を理解した上で、授業時間外にもパソコンを操作する時間を確保して資格取得を目標に取り組んでください。講義の理解度確認のために、小テスト(提出課題)を2回、操作テスト(総合演習)を1回実施します。その後MOS試験に向けた模擬試験練習を行います。MOS試験を受験しない学生は、最終回の講義時間に模擬試験を使ってスキル確認を行います。
この講義は、MOS Word 2016 Expertの資格対策を兼ねています。
到達目標と卒業認定・学位授与の方針との関連
Microsoft Office Specialist Word 2016エキスパート受験に必要な機能(高度な編集・スタイルの作成と利用・文書パーツの登録と利用・文書の校閲・差込印刷・フィールドフォームの作成、目次や索引の作成など)を学び、理解し、操作できるスキルが習得できます。
【身につく力】「情報リテラシー」
 ITを活用する能力が身につきます。
授業計画
第1回 ガイダンス、テキスト販売。講義について、MOS試験について。文書作成の基本操作確認
第2回 Wordの文書管理についての説明、詳細なページ設定、段落書式の演習、スタイルの作成と管理
第3回 テンプレートとテーマのカスタマイズ、検索オプションを利用した検索
第4回 文書パーツの作成と管理、オブジェクトの書式設定
第5回 マクロの作成と管理、演習問題① 提出課題
第6回 参考資料の機能を利用した文書の編集
第7回 校閲機能(変更履歴の記録と反映、文書の比較)の演習
第8回 差し込み印刷機能についての説明と演習
第9回 フィールドを挿入した文書作成についての説明と演習
第10回 コンテンツコントロールを挿入した文書についての説明と演習、演習問題② 提出課題
第11回 文章校正機能に関する演習、その他の機能
第12回 模擬試験プログラムを使った操作練習、第1回模擬試験解説  提出課題
第13回 総合演習 スキル確認操作テスト 試験修了後に質問対応
第14回 模擬試験解説、模擬試験練習  提出課題
第15回 MOSスキル確認テスト(MOS Word 2016 Expert 模擬試験)
※以上の通り計画していますが、学習状況により一部内容を入れ替えたり、省略する場合もあります。
関連科目
Wordの基本操作については情報入門演習Aまたは情報処理入門Ⅰで習得し、基本操作は問題なくできることを前提としています。
準備学習等の指示
MOS Word (一般)合格程度のスキルがあることが前提です。基本機能を復習した上で講義に出席してください。講義で配布する演習問題は必ず次の講義までに各自で操作練習すること。授業時間外の質問についてはHUE NaviのQ&A機能を活用してください。
⇒予習30分(HUE Naviの授業資料で次回の授業内容を確認し、テキストや補助資料を読む)
⇒復習60分(演習問題を復習し、関連するLessonを理解度に応じて反復しましょう)
教科書
講義は以下のテキストおよび補助資料を用いて実施します。毎回使用しますので必ず準備して講義を受けてください。

「Microsoft Office Specialist Word 2016 Expert 対策テキスト&問題集 」(FPT1702),FOM出版,3,000円 (税別)
※初回授業時のみ教室内販売を行いますので代金を持参して下さい。それ以降はブックセンター等で各自購入してください。
参考文献
「よくわかる Microsoft Word 2016 基礎 」,FOM出版
「よくわかる Microsoft Word 2016 応用 」,FOM出版
「情報リテラシー」,FOM出版
「Microsoft Office Specialist Microsoft Word 2016 対策テキスト& 問題集 」,FOM出版
定期試験の実施
定期試験は実施しません。
成績評価の方法
出席およびMOS対策Lessonへの取り組み姿勢に対する評価…20%
提出課題(演習問題①、②)…10%
総合演習(スキル確認操作テスト)…50%
MOSスキル評価(Microsoft Office Specialist Word 2016 模擬試験結果)…20%
以上の割合で採点し、総合評価を行います。
「5回以上の欠席」の場合や、総合演習(スキル確認操作テスト)に取り組んでいない学生は、「評価不能」となる場合があります。
実務経験と授業との関連
備考
【履修にあたって】
MOS資格の概要については、公式サイトhttp://mos.odyssey-com.co.jp/index.html で事前に確認しておくこと。
履修までにMOS Word スペシャリスト(一般)レベルの資格取得または受験対策を完了しておくことが望ましい。

この講義は「MOS Word 2016エキスパート(上級)レベル」資格取得に向けてのスキルアップの内容となっており、受験を希望する学生の履修を推奨します。『遅刻・欠席しない、質問する、復習する』ことを心がけ、配布する演習問題には積極的に取り組んでください。