シラバス情報

科目名
民法Ⅰ
授業コード
14009
担当者名
宮畑 加奈子
副題
総則、物権法
単位数
2.00単位
配当年次
2年
開講学期
2020年度前期
教職免許種類
高校一種(商業)

授業内容
民法は、財産法としての総則、物権、債権の3編と家族法としての親族、相続の2編、計5編から構成されています。民法Ⅰでは、「人」、「所有」、「契約」をキーワードに、財産法及び家族法の一般規定としての「総則」、財産法の各則のうち、物に対する権利である「物権」を扱います。民法を学ぶことは、自分の身の周りの問題や社会のあり方について考えることでもあります。条文の背後にある歴史的、社会的背景をふまえることで、法に対する理解をより一層高めることが可能となります。
*相互に関連する内容であるため、本科目の受講後、後期に開講される民法Ⅱを併せて受講することが望ましい。
到達目標と卒業認定・学位授与の方針との関連
財産法(総則・物権)の基礎を学び、経済活動につき法的な観点から説明できるようになる。
【身につく力】 知識・理解、論理的思考力・分析力
授業計画
第1回  ガイダンス
第2回  民法における個人
第3回  権利能力
第4回  意思能力
第5回  行為能力
第6回  所有権の思想
第7回  所有権の効力
第8回  物権の種類
第9回  契約の効力
第10回 不動産・動産の物権変動
第11回 法人
第12回 担保物権
第13回 代理
第14回 時効
第15回 まとめ
関連科目
本講義の受講後に、民法Ⅱを履修することが望ましい。また法学Ⅰ、 日本の法律では、財産法以外の分野も広く対象としている。
準備学習等の指示
事前に教科書を一読し、問題点を整理しておいてください。なお予習復習については、少なくとも各30分以上を心がけてください。
教科書
野村豊弘『民事法入門』(第8版、有斐閣アルマ)
ISBN 978-4-641-22136-9
参考文献
『ポケット六法』(令和2年度版)有斐閣等
定期試験の実施
定期試験を実施します。
成績評価の方法
定期試験(80%)、小テスト(20%,但し実施回数により多少の変動あり。)、受講態度により総合評価を行います。 また出席回数が11回以上で受講態度が良好な場合はプラス評価を行います。  
実務経験と授業との関連
備考