シラバス情報

科目名
プレゼミ 済・営(平下義記)
授業コード
41140
担当者名
平下 義記
授業題目
「歴史学」で鍛える思考力
単位数
2.00単位
配当年次
2年

授業概要・授業計画
【授業概要】
本授業では、歴史学の方法に関する入門書の通読と、その要約作業を通じて、
学問として歴史学を身につけてる上での基礎的訓練をしてもらう。
歴史学は「物知り学」ではない。自ら考える力を必須とする。
したがって、上記の作業はまた、現代社会を生き抜く上での思考力を
鍛えることにもなるだろう。

【授業計画】
第1回 ガイダンス
第2回 『歴史学ってなんだ』前編
第3回 『歴史学ってなんだ』後編
第4回 『歴史の見方・考え方』前編
第5回 『歴史の見方・考え方』後編
第6回 『原因を推論する』前編
第7回 『原因を推論する』後編
第8回 『歴史学入門』前編
第9回 『歴史学入門』後編
第10回 『歴史から理論を創造する方法』前編
第11回 『歴史から理論を推論する方法』後編
第12回 レポート作成・指導①—レポートの書き方、ルールを学ぶ
第13回 レポート作成・指導②—実際に書いてみよう
第14回 レポート作成・指導③—添削コメントに即して修正する
第15回 まとめ

上記5冊の通読と、要約作業をしてもらいます。各書籍のポイント
解説は、実際の授業のなかでおこないます。
授業の後半期には、課題レポートの執筆もしてもらいます。
教科書
教科書・教材は下記の通りです。調達については、第1回の授業で
別途指示します。学生は購入の必要はありません。

①小田中直樹『歴史学ってなんだ?』(PHP新書、2004年)
②神戸大学文学部史学講座『歴史の見方・考え方』(山川出版社、2018年)
③久米邦男『原因を推論する』(有斐閣、2013年)
④福井憲彦『歴史学入門 新版』(岩波書店、2019年)
⑤保城広至『歴史から理論を創造する方法』(勁草書房、2015年)
活動予定
コロナ問題が収束していれば、食事会等を企画したいとおもいます。
成績評価の方法
議論への貢献度、課題レポートの内容などにより、総合的に評価します。

選考方法
teams等によるオンライン面接により、選考します。

選考期間は下記の通り。
第一次選考 6月8日(月)〜6月17日(水)
第二次選考 6月29日(月)〜7月7日(火)
履修条件
日本史に興味がある学生、社会人としてのマナーを守ることに同意してくれる学生を、歓迎します。
オフィスアワー
メールアドレス ys-hira@hue.ac.jp