シラバス情報

科目名
救急処置法
授業コード
26033
担当者名
藤田 雅範
副題
緊急時に対応できる技術と知識
単位数
2.00単位
配当年次
3年
開講学期
2020年度前期
教職免許種類

授業内容
講義では、2つの事を大きな内容としています。一つ目には、医学的な基礎知識を学んだ上で、様々な日常生活において、実践できる技術と知識をみにつけることです。二つ目には、スポーツ活動に関連するケガや病気を理解し、スポーツ指導における緊急時に対応できる技術と知識をみにつけることです。また、課題とするレポートは、添削して返却します。
到達目標と卒業認定・学位授与の方針との関連
本科目では、救急処置について、わかりやすく解説します。具体的には、人間は予想をしないような時に思わぬ事故や災害に遭う事があります。そうした時に、どのように対処することでダメージを最小限に抑えることができるのかを学んでおくことが必要です。スポーツ活動においても同様であり、急病等が発生した時に対処法を学ぶことは、非常に重要です。〔身につく力〕「知識・理解」「論理的思考力・分析力」 
授業計画
第1回:授業ガイダンス
第2回:救急処置法総論(救急処置とは)
第3回:救急処置(手当てのステップ)
第4回:現場評価と感染防止、損傷のメカニズム
第5回:傷病者の初期評価、生の徴候(反応、呼吸、出血)の調査
第6回:前半のまとめと中間テスト
第7回:気道内異物の除去、止血とショック管理、傷の手当て
第8回:心肺蘇生①(人工呼吸、胸骨圧迫)
第9回:心肺蘇生②(気道確保と体位管理)
第10回:心肺蘇生③(除細動(AED)、乳児/小児)
第11回:けがの事例①(頭部,脊椎,胸部,腹部)
第12回:けがの事例②(四肢の損傷、熱傷、生物のけが)
第13回:けがの事例③(スポーツ活動中のけがと病気)
第14回:急病人の評価(心疾患、脳卒中とその対応)
第15回:まとめ
関連科目
スポーツ医学
準備学習等の指示
授業の理解度を高めるために、1時間以上は予習・復習に時間をかけましょう。
教科書
教科書は使用しません。必要に応じて資料を配布します。
参考文献
公認スポーツ指導者養成テキスト:日本スポーツ協会
救急救命士標準テキスト:へるす出版
定期試験の実施
定期試験は実施しません。
成績評価の方法
1)課題・レポート:40% 2)出席点:20% 3)授業参加度:20% 4)予習・復習:20%
実務経験と授業との関連
備考
※ 日本スポーツ協会公認スポーツ指導者養成講習共通科目