シラバス情報

科目名
スポーツ英語
授業コード
26006
担当者名
吉川 浩司
副題
英語で世界のスポーツビジネスを考える
単位数
1単位
配当年次
2年
開講学期
2020年度後期
教職免許種類

授業内容
コミュニケーションの道具としての英語を使えるようになることを目標とします。スポーツの特徴のひとつに、「国籍や言語・文化の壁をこえて、共に楽しむことができる」と言う点が挙げられます。
英語を使うことができれば、この楽しみを大きく伸ばすことができます。
この授業では、将来スポーツに関連する分野で働くことも視野に入れながら、様々な分野で使える英語を身に着けるための基礎を学びます。
到達目標と卒業認定・学位授与の方針との関連
コミュニケーションの道具としての英語を身に着けることを目標とします。そのための「英語の基礎」から学習を開始し、担当教員が職務として体験した「オリンピックやFIFAワールドカップ」などの巨大スポーツイベントでの業務の実例を紹介しながら、「スポーツに関連した仕事で使える英語」の基礎を身に着けることを目標とします。

【身につく力】「コミュニケーション能力」「プレゼンテーション能力」
授業計画
第1回 :スポーツとは何か?そこで役立つ英語とは何か?自己紹介を兼ねて
第2回 :海外と日本のスポーツの位置づけの相違、文法の復習1
第3回 :海外のスポーツビジネス(北米)、文法の復習2
第4回 :海外のスポーツビジネス(欧州、オセアニア)、文法の復習3
第5回 :アスリーツの語学力、読解力の復習1
第6回 :米国の大学スポーツ、読解力の復習2
第7回 :米国の大学スポーツ:日本人留学生のケース、リスニングの復習1
第8回 :スポーツマネージメントにおいての語学力、リスニングの復習2
第9回 :スポーツビジネスの現場(FIFAワールドカップ招致)、スピーキングの復習1
第10回:スポーツビジネスの現場(FIFAワールドカップ開催)、スピーキングの復習2
第11回:国際交渉についてⅠ、ライティングの復習1
第12回:国際交渉についてⅡ、ライティングの復習2
第13回:コミュニケーション実践練習: Description (英語でのプレゼンテーションについて)
第14回:コミュニケーション実践練習: Discussion (英語でのプレゼンテーションについてⅡ)
第15回:まとめ:英語のセルフトレーニングの方法について
関連科目
準備学習等の指示
毎回の授業で不明な点があれば積極的に質問してください。そして毎回の授業後には学んだ内容についての復習を30分程度は行うようにしてください。
教科書
教科書は使用しませんが、毎回レジュメ、資料等のプリントを配布します。
参考文献
定期試験の実施
定期試験は実施しません。
成績評価の方法
定期試験は実施しませんが、出席状況はもちろんのこと、日頃の授業への取り組みを重視します。
・出席状況と平常の授業での発言:30%
・小テスト:30%
・学期末レポート:40%
実務経験と授業との関連
1984年ロサンゼルスオリンピックに報道関係の通訳として従事し、その後2002年ワールドカップ日本招致活動において国際部員としてFIFA理事との交渉にあたり、本大会ではFIFAプロトコールとして主にVIP接遇を担当しました。その他、国際的なスポーツや文化事業での仕事の経験をもとに、「コミュニケーションの道具としての英語」の使い方に焦点を当てて授業を進めます。
備考
この授業の講師は25歳の時に創業した企業経営者です。この授業に関しても就業中と同様、真剣に臨みます。そして、受講生に対しても同様の姿勢を期待します。授業の改善のための提案や、積極的な発言は大歓迎。失敗を恐れず、「まず、やってみよう。まず、話してみよう。」という気持ちで出席してください。ともにこの授業を実りある時間としましょう。