教員名 : 寺本 康俊
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科目名
プレゼミ 済・営(寺本康俊)
授業コード
41170
担当者名
寺本 康俊
授業題目
日本の政治・外交と国際関係
単位数
2単位
配当年次
2年
授業概要・授業計画
主に、「戦後から現代までの日本の歴代の首相(内閣)の政治や外交」について学んでゆきます。この時期、日本を取り巻く国際関係は、米ソ冷戦の時代から冷戦後には多極化、地域・宗教紛争が多発する時代を迎えます。この中で、日本は、戦後、親米、民主、平和国家の路線を歩み、アメリカのみならず、ソ連、韓国、中国と国交を正常化し、冷戦後から現代では国際貢献を積極的に行っています。このように、国際関係の中での、「戦後から現代までの日本の政治と外交」について学習してゆきます。
また、参加希望者が、他に、「特に興味関心があるテーマ」がある場合には、相談に乗ります。 授業の中では、先ず、参考文献・資料の読み方・調べ方、レポート(レジュメ)のまとめ方、プレゼンテーションの方法などを修得します。 その後、戦後日本の首相(内閣)の政治・外交とその国際関係を、具体的に学びます。 このプレゼミでは、交代で担当になった学生が、参考文献などを使って、レジュメ(レポート)をまとめ、発表します。他の参加者は、発表者のプレゼンテーションを聞き、自由かつ活発に、質問や意見を述べます。 これによって、日本の政治・外交とその国際関係についての知識を深めると同時に、自らがレジュメをまとめて発表する力と仲間の発表を聞く力を身に付けることによって、自分の発言力、プレゼンテーション能力、他者の意見を傾聴する能力などの自主性、積極性、協調性を高めることを目標とします。 第1回 授業のガイダンス 第2回 参考文献・資料の読み方・調べ方、レジュメの作成、プレゼンテーションの方法について 第3〜5回 戦後日本の復興期:吉田、鳩山、岸首相 −戦後日本は、親米的な「通商国家」路線と民主化、ソ連との国交による外交的地平の拡大、 日米新安保条約によって日米対等を求めた。戦後の米ソ冷戦下での厳しい国際環境の中で、日本は、どのように政治や外交の政策決定を行ったのだろうか。 第6〜10回 日本の国力発展期:池田、佐藤、田中、福田、大平、中曽根首相 −この時期の日本は、自由・資本主義陣営の中で、米国に次ぐ世界第2位の経済力を獲得しつつ、東南アジア諸国との関係の緊密化、韓国や中国との国交正常化、米国からの沖縄返還などを行った。これらの難しい問題に対して、 どのように外交交渉と決断を行い、国際関係を構築して行ったのだろうか。 第11〜14回 冷戦後の日本外交の模索期:海部、宮沢、村山、橋本、小泉、鳩山、安倍首相 −冷戦の終結後、地域・宗教紛争が激化する中で、日本はPKOなどの国際的貢献を行い、また米国と安保再定義を行った。今後、複雑化する国際環境の中で、日本は、どのように外交を行い、名誉ある国際的地位を占めようとしているのだろうか。 第15回 全体のまとめ 教科書
特に指定しません。授業の中で、個別のテーマに関係する参考文献や資料を、適宜、紹介します。
基本的な参考文献として、増田弘編著『戦後日本首相の外交思想』ミネルヴァ書房(2016)、宮城大蔵『現代日本外交史』中央公論新社(2016)などがあります。 活動予定
懇親会、野外活動、ゼミ対抗スポーツ大会などを予定していますが、参加学生の希望に応じて他の企画も考えてゆきます。
成績評価の方法
ゼミへの出席と参加状況(40%)、授業でのプレゼンによる発表(60%)などにより、総合的に評価します。
選考方法
選考方法:Microsoft Teamsによる面談での審査を行います。
その際、メールによって、前日までに、必ず、次の内容を書いて、面談の予約をしてください。 メールの件名: プレゼミ選考 メールの本文: ①学籍番号、②学生氏名、③志望理由(200文字以上) メールの宛名アドレス: <ys-tera@hue.ac.jp> 【審査(面談)の日時と場所】 メールによる質問を行う期間:5月28日(木)〜6月5日(金) 第1次選考日:6月10日(水)3時限目 前日の6月9日(火)14時までに、メールで、上記の内容を送信してください。 Microsoft Teamsを使った選考(面談)を実施します。 第2次選考日:7月1日(水)3限目 前日の6月30日(火)14時までに、メールで、上記の内容を送信してください。 Microsoft Teamsを使った選考(面談)を実施します。 履修条件
ゼミには、必ず、毎回、「出席」することが最も重要です。
授業では、無断欠席、遅刻、私語をしないこと。 積極的に学習して、発表し、そして自由に意見交換をして、「自主性」、「積極性」、「協調性」を養ってください。 2年生のうちに、「レジュメ」のまとめ方や「プレゼン」の発表の方法をしっかり学んでください。 オフィスアワー
メールアドレス <ys-tera@hue.ac.jp>
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