シラバス情報

科目名
演習Ⅰ メ(井上英之)
授業コード
41612
担当者名
井上 英之
授業題目
地域課題をテーマにメディアを活用したビジネスの課題発見から提案までを学ぶ
単位数
4単位
配当年次
3年

授業概要・授業計画
<授業概要>
 メディアビジネスは「メディアが主体として展開するビジネス」と「メディアを活用/連携して行うビジネス」に大別されます。AI、5G時代を迎えメディア環境が激変する中で、メディアを使いこなすスキルは必要不可欠なものとなっています。
本演習では,地域の課題を洗い出し,それをメディアビジネス的に解決するスキルを身につけることを目指します。授業は、必要な知識を身につける「入力編」、知識を活かし企画作業する「グループワーク(GW)編」、個々人で作業しアウトプットを出す「出力編」の三部構成で行います。

(到達目標)
自ら得た知識を活かし、実践に即した課題を発見し、課題解決に向けた企画・調査・分析・企画書化・提案作業を通しで行い、一人一人が能動的に一連の作業を行えるスキルを身につけることを目指します。

【身につく力】「コミュニケーション力」「課題発見・解決力」「ディスカッション力」

(授業計画)
第1回  オリエンテーション
第2回  <入力編>メディアを知る・メディアビジネスを知る
第3回  <入力編>AIとメディア
第4回  <入力編>地域を知る・地域は今どうなっているのか?
第5回  <入力編>地域の魅力とは
第6回  <入力編>地域におカネを落とすしくみ
第7回  <入力編>地域にとってのインバウンド
第8回  <入力編>地域にとってのローカルクールジャパン
第9回  <入力編>シェアエコノミーという切り口
第10回 <入力編>ソーシャルビジネスという切り口
第11回 <入力編>ブランディング
第12回 <入力編>キャラクタービジネスという切り口
第13回 <入力編>ビジネスモデル考察
第14回 <入力編>キーパーソンとの対話
第15回 中間総括:グループワークへの橋渡し
第16回 <GW編>地域課題の発見①
第17回 <GW編>地域課題の発見②
第18回 <GW編>テーマ設定
第19回 <GW編>市場環境分析
第20回 <GW編>グループディスカッション①方向性の検討・協議
第21回 <GW編>グループディスカッション②方向性の決定
第22回 <出力編>プランニング①
第23回 <出力編>プランニング②
第24回 <出力編>企画書を創る①
第25回 <出力編>企画書を創る②
第26回 <出力編>プレゼンテーションとディスカッション①
第27回 <出力編>プレゼンテーションとディスカッション②
第28回 <出力編>プレゼンテーションとディスカッション③
第29回 <出力編>個別講評
第30回 <出力編>総括

 (注)授業内容や順序は変更する場合があります。

(準備学習等の指示)
毎回ゼミ開始時に「今週私が注目したメディアネタ」を披露してもらいます。
この習慣づけによって,メディアに関する自分なりの視点を涵養するとともに,それをベースに「雑談力」の獲得を狙います。
ビジネスにおける「雑談力」は相手との距離を縮め,商談を円滑化する大きな武器となります。
スマホやテレビだけではなく,街中の看板や電車の中,店舗等にも目を向けて,他の人が気づかないオリジナルなメディアネタを仕入れて,さまざまな人と会話できる視点とスキルを身につけてください
教科書
使用しません
活動予定
ゼミ生の皆さんの希望や考え方に沿って、活力あるゼミ運営に資する活動を随時行います。
適宜学外での活動やプロジェクト参加についてもゼミ生と相談のうえ企画します。
成績評価の方法
受講態度、演習内容への取り組み、研究発表の総合評価で判断します。研究内容と併せて、その過程での取り組み方を重視します

選考方法
メディアビジネス学科の演習Ⅰ説明会後,募集を開始します。
履修条件
事前連絡のない遅刻・欠席は厳禁。緊張感の中でのリラックス、積極的姿勢を求めます。
オフィスアワー