シラバス情報

科目名
プレゼミ 済・営(中嶋則夫)
授業コード
41137
担当者名
中嶋 則夫
授業題目
スポーツと経済、政治思想、体育・スポーツ、コミュニティーづくりの関連文献を素材に「読む力」「まとめる力」「書く力」「伝える力」を高めよう!
単位数
2.00単位
配当年次
2年

授業概要・授業計画
本ゼミは3年次から始まる専門ゼミの準備を行う科目となっています。特に、チャレンジする環境を提供できればと考えています。チャレンジするには、その結果の成否にかかわらず、それ自体を評価する環境が必要です。皆さんが、前途有為な人間となり、何かを成し遂げることができるように、「読む力」「まとめる力」「書く力」「伝える力」を高められるように授業を計画しています。読むこと、まとめることにより既成概念を知ることができます。それを基礎として斬新な発想が生まれる可能性を高め、それを実現してもらいたいと思います。そのためには、チャレンジし続けなければいけませんが、一緒にチャレンジし続ける仲間も必要となります。しっかりと自らの考えを書き、伝えることで共感・同感する仲間を増やすことができれば、夢の実現が近づきます。

<授業計画>
第 1 回 「正しいことをする」(マイケル・サンデル,2010,pp9-43)を素材に、「読む力」「まとめる力」「書く力」を高めよう
第 2 回 正しい引用の方法を身に付け、「伝える力」を高めよう
第 3 回 「私は私のものか?-リバタリアニズム(自由至上主義)」(マイケル・サンデル,2010,pp78-99)を素材に、「読む力」「まとめる力」「書く力」を高めよう
第 4 回 正しい引用の方法を身に付け、「伝える力」を高めよう
第 5 回 「スポーツ選手をモルモットに-なぜ経済学者はスポーツ好きなのか」(ノルベルト・ヘーリング他,2012,pp228-244)を素材に、「読む力」「まとめる力」「書く力」を高めよう
第 6 回 正しい引用の方法を身に付け、「伝える力」を高めよう
第 7 回 「使う人自身がつくる公園 泉佐野丘陵緑地(2007-)」(山崎,2011,pp178-188)を素材に、「読む力」「まとめる力」「書く力」を高めよう
第 8 回 正しい引用の方法を身に付け、「伝える力」を高めよう
第 9 回 「公園を『つくらない』有馬富士公園(兵庫1999-2007)(山崎,2011,pp22-39)を素材に、「読む力」「まとめる力」「書く力」を高めよう
第10回 正しい引用の方法を身に付け、「伝える力」を高めよう
第11回 「限定された時間・空間の異常な理論」(永井,2013,pp122-135)と「根性、無気力、集団の牽制」(永井,2013,pp136-148)を素材に、「読む力」「まとめる力」「書く力」を高めよう
第12回 正しい引用の方法を身に付け、「伝える力」を高めよう
第13回 「日本人と体育」(玉木,2001,pp22-36)を素材に、「読む力」「まとめる力」「書く力」を高めよう
第14回 正しい引用の方法を身に付け、「伝える力」を高めよう
第15回 複数の文献を比較して、自分の意見をまとめ書いて発表してみよう
教科書
1.玉木正之(2001)『NHK人間講座 日本人とスポーツ』日本放送出版協会
2.永井洋一(2013)『少年スポーツ ダメな大人が子どもをつぶす!』朝日新聞出版
3.ノルベルト・ヘーリング,オラフ・シュトルベック,(大竹文雄 (解説), 熊谷 淳子 (翻訳))(2012)『人はお金だけでは動かない—経済学で学ぶビジネスと人生』NTT出版
4.マイケル・サンデル(2010)『これからの"正義"の話をしよういまを生き延びるための哲学』早川書房
5.山崎亮(2011)『コミュニティデザイン 人がつながるしくみをつくる』学芸出版社
活動予定
ゼミ生の皆さんと情報交換しながら、交流を深め、プレゼミの趣旨に沿った活動をしたいと思います。
成績評価の方法
成績には、AAからDまであり、 「読む力」「まとめる力」「書く力」「伝える力」を総合的に評価して決定します。(遅刻者や受講態度がよくない者については減点します)。
出席が2/3に満たない、振り返りの未提出がある、「卒業論文作成ガイド」に準拠した期末レポート未提出、必要なプレゼンを行っていない、というここに挙げた項目で、どれか一つでも該当すれば、当該科目で身に付けるべき要素がどの程度身についているか評価する材料が揃っていないため、評価ができず、評価不能となるので、そのようにならないよう指導いたします。

選考方法
(第1次選考期間6/8-6/17、第2次選考期間6/29-7/7)に向けて、各登録期間
最終日までに、自己紹介文に、

①「大学入学からこれまでに、学業で、また、学業外で頑張ってきたこと」、
②「好きなスポーツとその理由」、
③「得意な科目、不得意な科目とそうなった、自分なりの原因分析」

を、200字程度にまとめ、メールにて提出してください。
(メールアドレス_n.naka6021@hue.ac.jp へお願いします。)
 その後、こちらから質問等を行い、面接の日程調整ののち、Microsoft Teamsによる面接を行います。また、本件に関する問い合わせはメール(メールアドレスn.naka6021@hue.ac.jp)で受け付けます。
履修条件
ゼミでは、メールでのやり取りを頻繁に行いますので、メールでのやり取りができること。さらに、こちらからの情報提供に対して、その内容を理解し、自らの判断に基づき適切に行動できる、しようと考えている学生であればどなたでも歓迎します。
オフィスアワー
n.naka6021@hue.ac.jp