教員名 : 平下 義記
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科目名
プレゼミ 済・営(平下義記)
授業コード
41143
担当者名
平下 義記
授業題目
「歴史学」で鍛える思考力
単位数
2.00単位
配当年次
2年
授業概要・授業計画
【授業概要】
本授業では、歴史学の方法に関する入門書の通読と、その要約作業を通じて、 学問として歴史学を身につけてる上での基礎的訓練をしてもらう。 歴史学は「物知り学」ではない。自ら考える力を必須とする。 したがって、上記の作業はまた、現代社会を生き抜く上での思考力を 鍛えることにもなるだろう。 【授業計画】 第1回 ガイダンス 第2回 発表準備1回目 第3回 発表準備2回目 第4回 第1章「突然景気が悪くなる—松方デフレと負債農民騒擾—」 第5回 第2章「その日暮らしの人びと—都市下層社会—」 第6回 第3章「貧困者への冷たい視線—恤救規則—」 第7回 第4章「小さな政府と努力する人びと—通俗道徳—」 第8回 第5章「競争する人びと—立身出世—」 第9回 第6章「「家」に働かされる—娼妓・女工・農家の女性—」 第10回 第7章「暴れる若い男性たち—日露戦争後の都市民衆騒擾—」 第11回 総合討論 第12回 レポート作成・指導①—レポートの書き方、ルールを学ぶ 第13回 レポート作成・指導②—実際に書いてみよう 第14回 レポート作成・指導③—添削コメントに即して修正する 第15回 まとめ 松沢裕作『生きづらい明治社会』(岩波書店、2018年)を対象に、 通読と要約発表、討論をしてもらいます。 ポイント解説は、実際の授業のなかでおこないます。 授業の後半期には、課題レポートの執筆もしてもらいます。 教科書
教科書・教材は下記の通りです。
松沢裕作『生きづらい明治社会』(岩波書店、2018年) 大学のブックセンターにて各自調達してください。 定価は800円+税です。 活動予定
コロナ問題が収束していれば、食事会等を企画したいとおもいます。
成績評価の方法
議論への貢献度、課題レポートの内容などにより、総合的に評価します。
選考方法
①選考方法
原則として対面での面談により行います。コロナの状況次第では、オンラインでの面談も検討しますが、その際は学生との相談の上で決定します。 自由訪問期間中はアポなしで研究室にお越しいただいても構いませんが、講義等で不在のことも多いため、教員時間割表を参照したり、メール等でアポ取りをすることを推奨します。メールアドレスは「ys-hira@hue.ac.jp」です。 「登録希望願」については、選考期間中に記入の上、提出してください。提出のタイミングは、面談前、面談時、面談後、いずれでも構いません。提出先は、平下研究室(3号館4階411号室)のドアの書類入れです。 ②選考日時 第1次:5/25(火)〜6/2(水) 第2次:6/14(月)〜6/18(金) 第3次:6/28(月)〜6/30(水) ③場所 平下研究室(3号館4階411号室) 履修条件
日本史に興味がある学生、社会人としてのマナーを守ることに同意してくれる学生を、歓迎します。
オフィスアワー
月曜5限です、不在のこともあるので、事前のメール連絡を推奨します。
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