教員名 : 林 和夫
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科目名
プレゼミ ス(林和夫)
授業コード
41180
担当者名
林 和夫
授業題目
スポーツイベントビジネスの考察(欧米および日本開催のメガスポーツイベントを中心に)
単位数
2.00単位
配当年次
2年
授業概要・授業計画
2019 年より3年間に渡り、ラグビーワールドカップ2019(以下ラグビー2019)、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会(以下東京2020大会)、そしてワールドマスターズゲームズ2021関西(以下マスターズゲームズ2021)と国際的なスポーツイベントの日本開催が続きます。「ゴールデン スポーツ イアーズ」とも称されるこの3年間は、多くの国民の関心がスポーツイベントに向かい、今後の日本のスポーツ文化の発展にも大きく寄与する絶好の機会となると思われます。
当ゼミではこうした好機を捉え、最初に日本のスポーツビジネスの現状(経済規模や方向性等)と将来像について、概略を研究します。その知識をベースに、私自身が20年超にわたって携わってきたスポーツビジネスの現場的なトピックスも交えて、グローバルで人気を博するメガスポーツを中心にいくつかのスポーツイベントに関して、それぞれがどのような歴史を持ち、どのようなビジネス構造で成立しているかなどを、簡潔に紹介し議論します。 また、日本のスポーツビジネス発展のためのヒントとして、スポーツ先進国である、米国やヨーロッパのスポーツビジネスを俯瞰いたします。 これらを通して、スポーツ・ビジネスの全体像に興味を持ち、就職先の選択を含めて将来的に有益となる知識を蓄積してゆくための、実践的な基礎作りを図ります。 第1回:オリエンテーション 第2回:日本のスポーツビジネスの歴史と現状 第3回:スポーツ省の成立、未来開拓会議の指針 第4回:スポーツとメディア、IT技術の融合 第5回:米国スポーツビジネス(4大スポーツを核として, NCAAの現状も) 第6回:ヨーロッパスポーツビジネス(5大国サッカーリーグ、UEFAチャンピオンズリーグ等) 第7回:メガスポーツイベントビジネス ①ラグビーワールドカップ 日本 第8回:メガスポーツイベントビジネス ②オリンピック・パラリンピックの歴史 第9回:東京2020大会の特色と課題 第10回:メガスポーツイベントビジネス ③FIFワールドカップ、FIFAクラブワールドカップ 第11回:同上 続き 第12回:その他のスポーツイベントビジネス ④マスターズゲーム2021、世界陸上大会など 第13回:プレゼンテーション#1(合同) 第14回:プレゼンテーション#2(合同) 第15回:まとめ 教科書
適宜、指示いたします
活動予定
イベント視察等を 話し合いを実行して、活動を検討します 成績評価の方法
平常時の出席と授業態度、レポート、プレゼンテーションを総合的に評価します。
選考方法
面談を実施します。学生各自の進路等の希望を聴き、授業内容との整合性も考慮して、総合的に判断します。
履修条件
内容が多く重なるため、スポーツマーケティング論の受講を条件とします。当授業の内容をベースとして、プレゼミを進行します。
グローバルな話題が多いため、英語力を磨き、海外情報に興味を持つことが望ましいです。 また下記参考文献を学習することが効果的です 「日本はサッカーの国になれたか。電通の格闘」 (株) 電通 濱口博行著 「オリンピックはなぜ世界最大のイベントに成長したのか」 マイケル・ペイン著 (株)グランドライン 「スポーツ白書2018」 笹川スポーツ財団 「マーケティング視点のスポーツ戦略」 海老塚 修 著、(有) 創文企画 「スポーツ産業論 第6版」 原田 宗彦 編著 (株)杏林書院 「スポーツビジネス最強の教科書」 平田 竹男 東洋経済新聞社 オフィスアワー
研究室の自由訪問時間:火曜日 5時限 16:30-18:00
明徳館 3階 林ゼミスペース: 水曜日 5時限 16:30-18:00 |