教員名 : 宮田 庄悟
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科目名
広告論
授業コード
25018
担当者名
宮田 庄悟
副題
メディアの変化の中の宣伝・広告の実態を学ぶ
単位数
2.00単位
配当年次
2年
開講学期
2021年度後期
教職免許種類
授業内容
広告はその定義から、メディアを活用して伝えたい消費者(生活者)に伝えたいメッセージを広く深く伝えることをひとつの目的としています。
すなわち広告とメディアは表裏一体の関係、あるいは広告はメディアの存在を前提としています。 そのメディアは時代とともに進化したり、人々の中での位置づけが変化したりします。 生活の中のメディアの実際を既存の理論と現状から考え、これまでの「広告」と、これからの「広告」を学びます。 各回で広告作品を鑑賞して、授業中に理解を深めるために教員が解説します。 到達目標と卒業認定・学位授与の方針との関連
の授業では、「広告」や「メディア」の概念についての基礎的な学習に加え、人々が生活において接触する様々な広告メディアとその特性について学ぶことを目標とします。
【身につく力】「知識・理解」「斬新な発想をする力」「情報リテラシー」 授業計画
第 1 回 イントロダクション: 生活の中の広告について考える。
第 2 回 広告の定義と種類 ~広告と宣伝とCMは違うもの?~ 第 3 回 広告と伝達メディア ~メディアとは一体何だろう?~ 第 4 回 広告の歴史・メディアの歴史 第 5 回 消費者(生活者)の行動とメディアとの接点 第 6 回 新聞・雑誌と広告 第 7 回 テレビ・ラジオと広告 第 8 回 インターネットと広告(1) 第 9 回 インターネットと広告(2) 第10回 セールスプロモーションとメディア 第11回 マーケティング戦略とメディアミックス 第12回 広告制作 第13回 プロダクトプレイスメント・コーズリレイト広告 第14回 スポーツマーケティング 第15回 広告を取り巻く仕事と役割 関連科目
コピーライティング実践講座(興動館科目) 、デジタルマーケティング論
準備学習等の指示
普段皆さんは、広告・メディアについて何気なく接触しているかもしれません。
消費者(生活者)としてはその感覚も重要です。 しかし、この授業に際しては少しだけ意識して広告・メディアに触れてください。 一日30分程度でも良いので、テレビやラジオ、新聞・雑誌、インターネット、屋外看板類などの広告を注意して観るようにしてください。 教科書
教科書は使用しませんが、必要に応じてレジュメなどを配布することがあります。
参考文献
伊藤 明己(2014),『メディアとコミュニケーションの文化史』,世界思想社
柴田 宗(2013),『マクルーハンとメディア論』,勁草書房 田端 信太郎(2014),『広告の新しい現実』,ダイヤモンド社 天野 祐吉,島森路子編(2014),『広告20世紀 広告批評アーカイブ』,グラフィック社 定期試験の実施
定期試験を実施します。
成績評価の方法
(1)出席状況、平常の受講態度、提出物など…40%
(2)学内定期試験…60% ただし、広島経済大学学内定期試験細則に従い、出席日数が3分の2に満たない場合には、定期試験の受験を認めません。 実務経験と授業との関連
前職の広告会社勤務時の実務経験を最大限活用し、広告表現から広告媒体までの、幅広い知見を提供します。
備考
受講中の私語・飲食は禁止です。他の学生の邪魔となる行為のあった者に関しては、以後の出席を認めません。
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