教員名 : 坂本 小百合
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科目名
情報活用演習A b
授業コード
24025
担当者名
坂本 小百合
副題
ワードの中級を学ぶ
単位数
2単位
配当年次
1年
開講学期
2021年度後期
教職免許種類
高校一種(情報)
授業内容
Wordの中級から上級です。Microsoft Office Specialist(MOS) Word 365 & 2019 Expertの出題機能の説明と演習を行います。毎回、講義後は期限までに練習問題を操作して提出してください。期限内に提出された内容は評価の対象とします。練習問題は次の講義で解説します。スキルの定着を確認する小テスト(2回)と総合演習操作テスト(1回)を実施し、評価の対象とします。実施方法は、制限時間内にテキストを見ないで編集操作を行い、編集後のファイルを提出する実技試験です。その後、模擬試験プログラムを使用し資格対策を行います。
この講義は、MOS Word 365 & 2019 Expertの資格対策(学習)となります。希望者は各自で試験申込みを行い、学内で実施される資格試験を受験することができます。 到達目標と卒業認定・学位授与の方針との関連
Wordの高度な利用スキルを証明できるMOS Word 365 & 2019 Expert試験の受験に必要な操作スキルを習得します。
「文書の管理」「編集の制限」「スタイルの管理やカスタマイズ」「フィールド」「フォームコントロールの管理」「索引や図表目次」などの機能を学び、理解し、操作できるようになります。 【身につく力】「情報リテラシー」「知識・理解」 ITを活用する能力が身につきます。 授業計画
この講義では毎回パソコンを使って操作実習を行います。
第1回 ガイダンス(講義の進め方と評価方法について)、MOS資格について、基本操作の確認 第2回 編集機能(Wordの文書管理、ページ設定、段落やフォントの書式)の操作確認、スタイルの利用 提出課題 第3回 スタイルの作成と更新、テンプレートとテーマ、Normalテンプレートの既定のフォントを変更する 提出課題 第4回 既存文書のテンプレートを変更する、クイックパーツを作成する 提出課題 第5回 文書パーツを管理する、ユーザー設定のデザイン要素を作成する 提出課題 第6回 検索オプションを利用して文字列を検索する、置換する、変更履歴の記録と管理 提出課題 第7回 複数の文書を比較する、組み込む、スキル確認小テスト 第8回 索引を作成する・管理する、図表一覧作成する、管理する 提出課題 第9回 差し込み印刷を行う 提出課題 第10回 フォーム、フィールド、コントロールを管理する 提出課題 第11回 共同作業用に文書を準備する、Wordのオプション設定 提出課題 第12回 マクロを作成する、変更する 第13回 MOS対策スキルを確認する総合演習問題(スキル確認テスト) 第14回 MOS Word 365 & 2019 Expert 模擬試験の解説と練習 第15回 MOS Word 365 & 2019 Expert 模擬試験の実施 ※以上の通り計画していますが、学習状況により一部内容を入れ替えたり、省略する場合もあります。 関連科目
Wordの基本操作については情報入門演習Aまたは情報処理入門Ⅰで習得し、基本操作は問題なくできることを前提としています。
準備学習等の指示
MOS Word (一般)合格程度のスキルがあることが前提です。基本機能を復習した上で講義に出席してください。講義で配布する演習問題は必ず次の講義までに各自で操作練習すること。授業時間外の質問についてはHUE NaviのQ&A機能を活用してください。
【授業準備の目安】 ⇒予習15〜20分程度(授業資料をダウンロードして展開し、学習する内容に目を通す) ⇒復習30〜60分程度(学習内容を見直し、指示された復習問題を操作する) 教科書
この講義は、補助資料と以下のテキストのLessonおよび模擬試験を用いて実施します。毎回使用しますので必ず準備して講義を受けてください。
補助資料は、各講義回までにHUE Naviの授業資料に添付しておきます。 テキストは2回目の講義日までには準備してください。 「MOS Word 365 & 2019 Expert 対策テキスト& 問題集」(FPT2015),FOM出版,3410円(税込) 参考文献
「情報リテラシー 入門編」,FOM出版…情報入門演習Sで使用したテキスト
「Microsoft Office Specialist Microsoft Word 2016 対策テキスト& 問題集 」,FOM出版…情報入門演習Aで使用したテキスト ⇒基礎スキルが不安な場合は復習してください。 「MOS Word 365 & 2019 対策テキスト& 問題集」(FPT1913),FOM出版 「よくわかる Microsoft Word 2019 基礎 」,FOM出版,(型番FPT1815) 「よくわかる Microsoft Word 2019 応用 」,FOM出版,(型番FPT1816) 定期試験の実施
定期試験は実施しません。
成績評価の方法
・取り組み評価(期限内の復習に対する評価)…40%
・スキル確認 小テスト…20% ・総合演習(スキル確認操作テスト)…40% 以上の提出物の内容を100点満点で評価し、MOS Word 365 & 2019 Expert への取組みと合わせて総合的に評価を行います。 「5回以上の欠席」の場合や、「提出課題未提出」かつ「操作テストを受けていない」場合は、「評価不能」となる場合があります。 毎回の講義時間に操作したファイルも回収します。病欠や公認欠席等で対面でのスキルチェック操作テストが実施できなかった場合のみ回収したファイルの操作内容を採点し、評価点に加算して総合的に評価します。 実務経験と授業との関連
メーカーのインストラクターとしてパソコン教室の運営やテキスト作成、企業研修や市民講座でのOA教育を担当し、資格試験の試験官としてインストラクターのスキル評価なども行っていました。様々なスキルのユーザーを指導した経験を活かし、履修した学生さんが効率よく操作できるスキル、業務に活用できる理解力・応用力を身につけ資格取得を目指せるように指導や助言、解説を行います。
備考
【履修にあたって】
MOS Word スペシャリスト(一般)の資格を取得または受験対策を完了しておくことが望ましい。 最低限の基礎復習は行いますが、基本スキルは習得できている前提です。 意欲的に学習に取り組み、Expert資格取得を目指す学生の履修を推奨します。 資格の概要については、公式サイトhttp://mos.odyssey-com.co.jp/index.html で確認してください。 『遅刻・欠席しない、質問する、復習する』ことを心がけ、配布する演習問題には積極的に取り組んでください。 |