教員名 : 吉川 浩司
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科目名
スポーツ英語
授業コード
26006
担当者名
吉川 浩司
副題
英語で世界のスポーツビジネスを考える
単位数
1単位
配当年次
2年
開講学期
2021年度後期
教職免許種類
授業内容
コミュニケーションの道具としての英語を使えるようになることを目標とします。スポーツの特徴のひとつに、「国籍や言語・文化の壁をこえて、共に楽しむことができる」と言う点が挙げられます。
英語を使うことができれば、この特徴を大きく伸ばして自分の行動する世界を広げる事が出来ます。 この授業では、将来スポーツに関連する分野で働くことも視野に入れながら、私生活や仕事など様々な場面で使える英語を身に着けるための基礎を学びます。 授業では理論の紹介だけでなく、「やってみよう!」を重視して体験してもらう場面を多く作ります。 到達目標と卒業認定・学位授与の方針との関連
コミュニケーションの道具としての英語を身に着けることを目標とします。そのための「英語の基礎」から学習を開始し、担当教員が職務として体験した「オリンピックやFIFAワールドカップ」などの巨大スポーツイベントでの業務の実例を紹介しながら、実際に国際交渉の場面を想定して英語でのプレゼンテーションを行うところまで実際にやってみましょう。併せて、「記憶」ではなく「思考力」を鍛えるためのトレーニングも授業の中で紹介します。
【身につく力】「コミュニケーション能力」「プレゼンテーション能力」「論理的思考力」「斬新な発想をする力」 授業計画
第1回 :スポーツとは何か?そこで役立つ英語とは何か?自己紹介を兼ねて
第2回 :海外と日本のスポーツの発祥と位置づけの相違、文法の復習1 第3回 :海外のスポーツ(USA)、文法の復習2 第4回 :海外のスポーツ(オーストラリア)、文法の復習3 第5回 :海外のスポーツ(ロシア)、文法の復習4 第6回 :トップアスリーツの語学力 第7回 :英語のリスニングと、そのトレーニング方法について 第8回 :英語のスピーキングと、そのトレーニング方法について 第9回 :英語のライティングと発想・論理展開について、「学期末レポート」について 第10回:スポーツビジネスの現場(FIFAワールドカップ招致Ⅰ)、スポーツと政治 第11回:スポーツビジネスの現場(FIFAワールドカップ招致 Ⅱ)、英語でのプレゼンテーション 第12回:国際交渉についてⅠ、実践:Description 理論的な説明 第13回:国際交渉についてⅡ、実践:Discussion 交渉相手の説得 第14回:トップアスリーツの名言集、印象的な英語でのプレゼンテーションについて 第15回:まとめ:コミュニケーション英語のセルフトレーニングの方法について 関連科目
準備学習等の指示
毎回の授業で不明な点があれば積極的に質問してください。そして毎回の授業後には学んだ内容についての復習を30分程度は行うようにしてください。
教科書
教科書は使用しませんが、毎回レジュメ、資料等のプリントを配布します。
参考文献
定期試験の実施
定期試験は実施しません。
成績評価の方法
定期試験は実施しませんが、出席状況はもちろんのこと、日頃の授業への取り組みを重視します。
・出席状況と平常の授業での発言:30% ・小テストやミニプレゼンテーション:30% ・学期末レポート:40% 実務経験と授業との関連
1984年ロサンゼルスオリンピックに報道関係の通訳として従事し、その後2002年ワールドカップ日本招致活動において国際部員としてFIFA理事との交渉にあたり、本大会ではFIFAプロトコールとして主にVIP接遇を担当しました。その他、国際的なスポーツや文化事業での仕事の経験をもとに、「コミュニケーションの道具としての英語」の使い方に焦点を当てて授業を進めます。
備考
この授業の講師は25歳の時に創業した企業経営者です。この授業に関しても就業中と同様、真剣に臨みます。そして、受講生に対しても同様の姿勢を期待します。授業の改善のための提案や、積極的な発言は大歓迎。失敗を恐れず、「まず、やってみよう。まず、話してみよう。」という気持ちで出席してください。ともにこの授業を実りある時間としましょう。
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