教員名 : 宮辻 渉
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科目名
プレゼミ 済・営(宮辻渉)
授業コード
41166
担当者名
宮辻 渉
授業題目
ヒトのマネジメントを学び、論理的思考能力を高める。
単位数
2単位
配当年次
2年
授業概要・授業計画
【授業概要】
本プレゼミはヒトのマネジメントを学びながら、論理的思考能力を高めていきます。 論理的思考能力は社会に出ると共通して求められる能力の一つです。つまり、問題や課題を発見し、それを解決するための方法を示し、実際に解決するとともに、協働して他者を巻き込むことが求められます。そこで、序盤と中盤はこうした能力を身に付けることを目的として、論理的に物事を捉えて説明できるようになれることを目指します。特に、「読む能力」「書く能力」「伝える能力」に着目します。 これらを背景として、終盤は3つのグループに分かれて研究を進めていきます。 下記は2020年度の例です。 1. リーダーシップ論 :宮辻ゼミ生に求められるリーダーシップとはどのようなものか? 2. モチベーション理論 :宮辻ゼミ生のモチベーションを高めるためには何をどのようにすればよいのか? 3. 人材育成(学習理論):宮辻ゼミ生の学習と成長を促すためには何をどのようにすればよいのか? 上記の研究を通じて、宮辻ゼミに対して各種提案を行ってもらいます。 ただし、研究はこれらのテーマに限りません。 テーマは個人の興味関心にもとづいて学生主体で考えて選んでもらいます。 アウトプットは、2月に行う成風館で行う他学年との合同合宿で出してもらう予定です。 (ただし、合宿への参加は任意です。) 合宿では、3年生は卒業論文の進捗報告、4年生は就職活動のアドバイスを行ってもらう予定です。 先輩の研究報告の内容や方法、質疑応答等を通じて、自身の1年後と2年後の成長をイメージしてもらいます。 【授業計画】 第1回 オリエンテーション:ゼミの進め方の説明 第2回 3分間自己紹介 ※『マーケット感覚を身につけよう』の輪読 第3回 すべては「価値」からはじまる 第4回 市場性の高い環境に身を置く 第5回 市場に評価される方法を考える 第6回 変わらなければ替えられる ※『シカゴ・スタイルに学ぶ論理的に考え、書く技術』 第7回 文のつくり方とつなぎ方 第8回 段落のつくり方 第9回 全体を構成する 第10回 理解から批判につなげる ※「人のマネジメント」を考える 第11回 ヒトのマネジメントの現状と課題:資料を収集しよう 第12回 ヒトのマネジメントの現状と課題:資料を分析しよう 第13回 ヒトのマネジメントの現状と課題:仮説を構築しよう 第14回 ヒトのマネジメントの解決策を考えよう 第15回 正しい問いに正しい解決策を示せたのかを振り返ろう 教科書
下記の本以外にも文献を読み込んでいきます。
【教科書】 ちきりん(2015)『マーケット感覚を身につけよう』ダイヤモンド社 1500円+税 吉岡友治(2015)『シカゴ・スタイルに学ぶ論理的に考え、書く技術: 世界で通用する20の普遍的メソッド 』草思社 1600円+税 【参考書】 刈谷武彦(2002)『知的複眼思考法』講談社 880円+税 ちきりん(2011)『自分のアタマで考えよう』ダイヤモンド社 1400円+税 福沢一吉(2010)『論理的に説明する技術』ソフトバンククリエイティブ 952円+税 活動予定
・学内外の施設で不定期にレクリエーションを行います。時期や内容などはみんなで相談して決めていきましょう。
成績評価の方法
出席状況、受講態度、ゼミでの報告や貢献から総合的に判断します。
選考方法
アドレス:wt-miya@hue.ac.jp
面接と書類で選考します。面接時に「登録希望願」を持参してください。 アポを取るメールの件名は「学生番号、氏名、プレゼミについて」と書いてください。 【第一次選考期間】 5月26日(水)13:00-14:30 16:30-18:00 5月27日(木)13:00-18:00 5月28日(金)13:00-18:00 5月31日(月)13:00-18:00 【第二次選考期間】 6月14日(月)13:00-18:00 6月16日(水)13:00-14:30 6月17日(木)13:00-15:00 6月18日(金)13:00-18:00 【第三次選考期間】 6月28日(月)13:00-18:00 6月30日(水)13:00-14:30 履修条件
大学は、どこに行くかは重要ではありません。
大学で何をやるかが重要です。 この認識を持てる学生を歓迎します。 また、ゼミでの学問を通じて成長をし、自分の人生を切り開きたいという誠実な思いを持つ学生を歓迎します。自分を成長させたいと思わない学生は、残念ながら本ゼミナールには向いていません。 本ゼミナールは文献をたくさん読んでいきます。 これまでの自分にとってある本が「難しい本」であったとしても、1年後には「簡単に読める本」となれるようにトレーニングを重ねていきます。具体的には、1冊を読む速さを3倍にし、そのうえで重要な箇所をまとめ、内容を批判できるような読み方を指導します。そうしたトレーニングの成果は社会人になってからも役立つので、今後の成長のために本を積極的に読み進めたい人を歓迎します。くわえて、ゼミでは報告に対するコメントや質問を毎回全員に求めて、ディスカッションを進めていきます。 プレゼミは報告やグループでの作業が多くなります。ですので、無断欠席や協調性の無い行為は厳禁ですし、全員が毎回出席することを前提にしてゼミを進めていきます。 一方で、プレゼミの主役はみなさんです。主体的に行動し、他者と協働しながらゼミという組織を一からつくりあげていきましょう。 オフィスアワー
アドレス:wt-miya@hue.ac.jp
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