演習Ⅰ （平下義記）

41209

平下　義記

文献輪読で学ぶ日本の歴史

4単位

3年

【授業概要】
　本授業では、日本の歴史に関する入門的な文献を読み込みと、自身の専門領域に関する概説書を読み込むことを通じて、日本史研究の本格的能力を育み、研究の方法論を身につけることを狙います。
　具体的には、前期では、横山百合子『江戸東京の明治維新』の輪読をおこないます。続く後期では、各自が専門的に学びたい時代を設定し、それにかかる概説書を読み込み、発表ないしレポートの作成をしてもらいます。発表してもらいます。これは専門とする時代についての基礎知識の習得と研究発表の練習として、位置づけられます。
　以上により、4年次の演習Ⅱにおいて卒業論文を執筆するために必要な諸能力を習得してもらいます。

【授業計画】
前期
１．課題文献の調達と進め方の確認（第1回）
２．課題文献の輪読（第2〜14回）
３．総括・討論（第15回）
後期
１．専攻時代・分野の確定（第1回）
２．概説書の調査（第2〜8回）
３．発表準備（第9〜11回）
４．調査結果の発表・討論（第12〜15回）

横山百合子『江戸東京の明治維新』（岩波新書、2018年）を利用する。
ブックセンターで購入すること。
定価は780円＋税

ゼミ生相互、ゼミ生と教員の親睦を深めるため懇親会などを企画します。
コロナの問題がありますので、できうる範囲で考えます。

出席　　　10％
参加度　　40％
発表内容　50％

面接により選考します。
面接方法は「対面」です。

選考期間は下記の通り。
一次　11/24（火）〜11/30（月）
二次　12/10（木）〜12/14（月）

日本史に興味がある学生、社会人としてのマナーを守ることに同意してくれる学生を、歓迎します。

月曜5限

11/23（月）5限（16:30〜）
に明徳館の平下ゼミブース（2階、23番エリア）にて説明会をおこないます。
履修を検討する学生は是非ご参集ください。