シラバス情報

科目名
演習Ⅰ (澤滋久)
授業コード
41237
担当者名
澤 滋久
授業題目
開発途上地域の地理  (分野:人文地理学・開発経済学・地域研究)
単位数
4単位
配当年次
3年

授業概要・授業計画
・国連開発計画『人間開発報告書』の適切な年度のものを輪読します。

・このレベルに行く前に、世界の基礎的なデータの理解から始めます。

・卒論準備に専門分野の学術論文の収集・報告をします。

達成目標/ 大学生としてふさわしい総合的な学習行動を経験して、国際理解・基礎教養を身につけることを目的にしています。最初の輪読・発表の仕方を身につけた後はゼミ学生で輪読内容を決めましょう。学生個人としては「学術論文を読んで報告する」ことを3年次での必修の学習到達目安としてください。(前半・ゼミとして、後半・個人としての「達成目標」)
教科書
<資料(要購入)>
・二宮書店『データブック・オブ・ザ・ワールド2021』(税別700円ー未発刊、2020年版はこちら

<配布予定、予習用>
・国連開発計画『人間開発報告書2014』(例)
http://www.jp.undp.org/content/dam/tokyo/docs/Publications/HDR/2014/UNDP_Tok_HDR2014_20170418.pdf
 (実際には他年度など割り当て箇所を配布し、最初の発表材料にします。なお、英語版にチャレンジしたい方は最新年度2019年版まで同様にpdfで入手できます)
活動予定
活動(アクティビティ)予定 /イベントを教員が発案・企画・指導(ヤラセ)することはありません。
(レク等の予定はありませんが、参加義務にして勉学を妨げる「足かせ」もありません。個人的に、学び行動に結びつかないアクティビティ*については、学生主導でも非常に慎重ですので了解ください。本来義務である自学・授業外学習などの時間が取れないほどの「アクティビティ(・ラーニング)」は本末転倒だと思っています。ちなみにわざと誤用していますが、正しい概念は「アクティブ・ラーニング」です。)
成績評価の方法
ゼミ参加状況(平常の出席状況と受講態度※)を総合的に判断します。
※「出席・受講状況」が評価に関係なくなる事態の発生した場合(例、感染拡大による登校停止)には、連絡状況や課題学習状況が評価対象になります。

選考方法
①【対面、または、オンライン(相談の上決定)】(下記「手続き手順①概要説明時に相談」ですが、◎基本は対面です=登校している学生をわざわざ帰してオンラインにしない、帰宅後常識的でない時間・休日に面接をしない、という意味です。)

選考方法(概略)/1次・2次、すべての選考で、「登録希望願」の書類提出、審査後、個別面接で判断します。下記①概要説明〜④面接の手順で進みます。手順を飛ばすことはできません。

◎手続き手順(1次)/
①ゼミ概要の説明を受ける 今年度はプレゼミと同じくメール送受信で行います。概要説明は5分程度ですので、研究室来訪(本館4階011)でも構いません(必要に応じてメールやTeamsのチャット・通話に切り替えます)。
②11月23日15:00までに「登録希望願」書類を本館4階011研究室へ提出してください(◎必須)。
 (①の時点で、希望願をメール提出で希望する場合は指示しますので、①は飛ばさないでください。)
③HUEナビでの申し込み登録(学生)をチェックし(サワ)、①・②で指定のアドレスへ、◎面接日時のお知らせを送信します。
④メールで相談した個別面接の設定時刻に本館011研究室へ来てください(②や③での相談次第で、Teamsでの面談も可能です。感染対策・プライバシー・登校時間活用で、PCを空き部屋に持って行ってもらって研究室とのオンライン面接を行うハイブリッド(?)面接も考えています)。

◎一人一人の進路希望、修学の意向に向き合えるよう、<個別に>標準30分の面接時間を取ります。希望者は「登録希望願」に書いたような項目をヒントに、<学ぶ意図>について「話す事項」を整理しておいてください。

(2次・以降「随時」)
①ゼミ概要説明を受ける (開始日は定めません。2次・随時への「保険」に、1次の日程11月13日〜や1次結果の前でも歓迎です。1次と同じですが、「密」を避けるため連れ立っての訪問は避け、メールでも2人以上の、同文ほぼ同時着信、がないよう避けてください。)終了は全体「要綱」の通りですが、◎試験期間には学生の単位修得優先のために面接しませんので、実質数日前です。
②「登録希望願」提出 2次は12月9日17:00まで。随時は①で指示します。
 (1次とすべて同じで、①を飛ばして最初から②を受け付けません。)
③④もすべて1次と同じです。

※ ①概要説明 →②希望願提出(選考開始)→③選考日時送信→④個別選考面接、の手順は全て同じです。最初からメールで選考日時問い合わせのケース(先生の面接はいつですか、入りたいので面接できますか)もよくありますが、「①概要説明」のためのメールとみなします。しつこいようですが、◎誰でも必ず①からです。

※「希望者参集日」を設定せず個別の選考日時を設定するのは、履修中の授業をゼミ選考を理由に欠席させないためです。集団面接もしません。随時でたまに来た日に手続きを進めようとする学生や書類を書かない学生をすぐに入れることもありません。この4年間の「自分の専門」を定める時ですので、安易な選択はさせないことにしています。
履修条件
ゼミの運営上、必ず守ってほしいこと、ゼミに参加する心構え/ 全て大学の規則や、関連する職員の意向に基づいて運営しますので、それに反した行動をしないことは最低限求めます。この程度の文書や教務ガイドを読める、わからなければ該当部署に質問をする、といった行動も、本ゼミ生として、ではなく、本学学生として求められています。
欠席時に連絡が取れるアドレスの提出も必須です(上記選考手続き③にて)。連絡が取れない場合はいつでも「在籍の意図がない」とみなします。

◎ 卒論に向けて/ 2012年度卒論より、「ゼミ担当教員の専門分野内のテーマ」が、皆さんの演習Ⅱ・卒論テーマの条件となっています。私の本学の担当科目上の専門である「東南アジア社会文化論」と、このゼミの表題に掲げる「地理学」「地域研究」「開発経済学」以外の分野のものを希望する場合は、選考前に相談してください。そもそも卒論テーマを考えていない人もこの際ですので考えておいてください。

その他(選考条件)/ 「学ぶ意図のある人」が、全てにおいて優先されます。繰り返しになりますが、面接では「学ぶ意図」を重視して聞きます。なお、教養科目が専門のゼミのため、自学科科目単位修得数に注意してください。自学科科目を卒業要件近くまで単位取得している場合にお勧めします。
オフィスアワー
メールアドレス: sg-sawa@hue.ac.jp

なお、プレゼミ選考の際、大学外のアドレスで、発信者不明、他人名義アドレスや迷惑メール、文字化けなどで受け付けられなかったものがありました(セキュリティのため返信しません)。できるだけ最初はPCネット=HUEナビのアドレスから送信してもらい、知らせてもらったスマホ等携帯端末のアドレスにはその後送信することにします。とくにオンラインの面接を希望する場合は大学アドレスが必須です。

本館4階011研究室は、毎月曜 15:00〜17:00が、本学指定の「オフィスアワー」です。
(目的を問わない「公開」時間です。不特定多数の人の出入り自由、が決まりです。このためゼミ選考面接等は、オフィスアワーには行えません。ただし選考多数の場合はオフィスアワーを臨時休止とします。)

他、オフィスアワーの変更(出張、病欠、校務)は随時「教員時間割」に表示します。