教員名 : 吉田 舞
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科目名
情報処理の基礎Ⅲ a
授業コード
32056
担当者名
吉田 舞
副題
プレゼンテーション応用(PowerPointを使った学習の応用)
単位数
2.00単位
配当年次
1年
開講学期
2021年度前期
教職免許種類
授業内容
まず、PowerPoint基礎の総復習をした後、プレゼン資料作成のポイントを学習します。
その後、テーマに沿ってプレゼン資料作成をし、前に出て個人やチームでプレゼンを実施します。 発表の様子はビデオで撮影し、各個人にデータを渡します。 実施後は、クラスメートや教員から、評価シートによるフィードバックを行います。 履修後の感想(昨年度)は、次の通りです。 「相手にどうやったら伝わりやすいかしっかり学ぶことができた。」 「プレゼンを正しく伝えるには何が必要かを考え実行する力がついた。」 「他学年が多い中緊張したが楽しかった。」 「人と協力してものを作る難しさと出来た時の達成感があった。」 「パワポの使い方や社会に出た時に役立つことがどんな授業よりも学べた気がする。」 「普段見ることのない他人の視点から見た自分が知れてよかった。」 「他の人のプレゼンをみて自分は何が足りないかに気づけた。」 「先輩はもちろん後輩からも多く学ぶことが多かった。」 「発表する回数が多く緊張することが多かったが今後に向けて良い経験になった。」 「人前で自分の意見を発表する楽しさを覚え、ゼミでのプレゼン発表にも活かせた。」 「1年生のうちに先輩と同じ空間で同じ課題に取り組むことに刺激を受けた。」 到達目標と卒業認定・学位授与の方針との関連
【身につく力】
「コミュニケーション能力」「プレゼンテーション能力」「チャレンジする力」 スライド作成力、文章力、発表力を高めます。 学年の違う他人と意見交換しながらプレゼン資料を作りあげる力をつけます 5分程度のプレゼンが自分で組み立てられるようになります。 授業計画
第1回 オリエンテーションとPower Point 基礎の復習
授業内容とゴールを共有し「情報処理入門Ⅰ」の内容を含めた復習をします。 第2回 ビジュアル化のコツ 図形、SmartArt、写真、動画などの活用を学習します。 第3回 統一感のあるデザイン スライドマスターの活用、アニメーションの効果的な使用方法を学習します。 これまでの学習内容の理解度チェックをします。 第4回 プレゼンにおける文章表現のコツ プレゼンに適した分かりやすい文章表現のコツを学びます。 PowerPointに音声を挿入する方法を学びます。 第5回 1分間プレゼン 数名でグループを作り、原稿あり・なしで発表体験をします。 聞き取りやすい話し方を練習します。 第6回 「他己紹介」プレゼン作成 2名〜3名でチームを作りお互いを紹介するプレゼンを作成します。 第7回 「他己紹介」プレゼン作成 実際に喋り、時間内に収まるかをチェックして完成させます。 第8回 「他己紹介」プレゼン発表 順番に一人ずつ発表します。発表者以外は評価者となります。 第9回 「他己紹介」プレゼン発表、勧誘プレゼン作成 残りの発表をします。お気に入りのモノ・コトを勧誘するプレゼンを作成します。 第10回 「勧誘」プレゼン作成 他己紹介プレゼンの振り返りをします。勧誘プレゼンを完成させます。 第11回 「勧誘」プレゼン発表 順番に一人ずつ発表します。発表者以外は、評価者となります。 第12回 「勧誘」プレゼン発表、「販売」プレゼン作成 残りの発表をします。2〜3人のチームに分かれ販売したい商品を決め、役割分担をします。 第13回 「販売」プレゼン作成 勧誘プレゼンの振り返りをします。販売プレゼン作成の続きをします。 第14回 「販売」プレゼン作成 チームで1つのファイルにまとめ上げ、全体を通したリハーサルをします。 第15回 「販売」プレゼン発表と総まとめ 順番にチームで発表します。全体を通した振り返りをします。 ※履修者の人数により、内容が多少ずれ込む場合があります。 関連科目
なし
準備学習等の指示
授業時間中にスライドを作成するので、授業までに構想を練り、資料や情報を収集しておいて下さい。
また、発表日までに充分にリハーサルをしておきましょう。最低10回は必要です。3時間以上は必要です。 チームプレゼンの時は、チームでしっかり打ち合わせをし、欠席しないようにしましょう。 教科書
経済的負担軽減の為、ペーパーレス教材を使用します。教科書の購入は不要です。
参考文献
参考文献はありませんが、役立つ資料があればその都度配布します。
定期試験の実施
定期試験は実施しません。
成績評価の方法
成績評価の割合は、以下の通りです。
・スライドの作成力:30% ・発表力:60% ・評価力:5% ・提出物:5% 以上の総合点と、平常の出席状況と受講態度を総合して評価します。 ただし、発表する事が軸となる授業の為、発表をしないと単位はありません。 実務経験と授業との関連
備考
<受講条件>
人前で話をするのが苦手で何とかしたい!自分の殻を破りたい!という学生を大歓迎します。 就職前に、プレゼン力を磨いておきたい上級生にもおすすめです。 「情報処理入門Ⅰ」の受講後が望ましい。 <受講の心得> 人前で話すことだけではなく、人の話を聞くことにも積極的になりましょう。 新しい発見があり視野が広がります。 1年生から4年生が履修可能です。他学年とも積極的に交流をはかって下さい。 「これでいいや」ではなく「これじゃないと」を目指しましょう。 <質問の受付> 授業中に受け付けます。 <その他> ビデオ撮影をしセルフチェックをします。 自分の良い所(個性)と癖を把握し、普段から意識出来るようになりましょう。 受け身では無く意欲的に取り組みましょう。 クラス全体に波及効果があり、より充実した授業になります。 クラス全員で、より良い「学びの場」にしていきましょう! 合言葉は「レッツトライ!」 |