シラバス情報

科目名
マルチメディア論
授業コード
24052
担当者名
福本 直之
副題
マルチメディアの基礎から表現・処理へ
科目ナンバリング
単位数
2.00単位
配当年次
3年
開講学期
2022年度前期
教職免許種類
高校一種(情報)

授業内容
本講義では、コミュニケーションの道具としてのマルチメディアの特徴や、人間の感覚情報処理について、ま たディジタルコミュニケーションの基礎について学びます。さらに、音や画像などメディアの処理技術に関する 基礎の理解をはかります。コンテンツ制作の実際の流れからWebサイトの運用までの理解を目指します。 また、講義ごとに簡単な復習/予習問題を課しますが、講義の冒頭で必要に応じて解答と解説を実施します。 レポートについても同様です。
到達目標と卒業認定・学位授与の方針との関連
本講義では、情報化社会の進展に伴い、変化・成長する情報メディアの基礎について、その基礎情報技術と の関連に触れながら理解を深めます。同時に、マルチメディアを活用した表現・処理に関する知識の習得を目 指し、きちんと説明できるようになりましょう。たくさんのマルチメディア関連の専門用語はきちんと説明できる ようになりましょう。
【身につく力】「知識・理解」「情報リテラシー」「コミュニケーション能力」
授業計画
第 1 回 イントロダクション、マルチメディアとは
第 2 回 マルチメディアを構成する要素
第 3 回 マルチメディアと人間の感覚・知覚
第 4 回 ディジタルコミュニケーション
第 5 回 ヒューマンインタフェース
第 6 回 情報のデザイン
第 7 回 Webサイト
第 8 回 メディア処理ー文書
第 9 回 メディア処理ー音声と音響
第10回 メディア処理ー画像と図形
第11回 アニメーションと映像
第12回 生活を豊かにする道具
第13回 情報倫理、セキュリティ対策
第14回 知的財産権
第15回 まとめ   
関連科目
映像編集、マルチメディア演習、Webコンテンツ制作、Web演習、情報社会と情報倫理
準備学習等の指示
毎回新しい専門用語がたくさん出ますので、その意味をきちんと理解し整理しておくことが肝心です。講義ごとに、簡単な復習/予習問題を課しますので、用語の確認なども含め、30分以上をかけて解答し、次の講義の時間までに提出するようにしましょう。 
教科書
CG-ARTS協会 「実践マルチメディア (改訂新版)」 ISBN 978-4-903474-61-8 本体3,600円+税  
参考文献
(財)画像情報教育振興協会(CG-ARTS協会)が関連した何種類かのテキストブック・問題集などを出しています。本学の図書館でも見ることができます。
CG-ARTS協会 「入門マルチメディア[改訂新版]」 ISBN 978-4-903474-60-1 2,700円+税 
CG-ARTS協会 「マルチメディア検定エキスパート・ベーシック公式問題集 [改訂第三版]」、「マルチメディア検定 公式問題集 第一版」などの公式問題集
CG-ARTS協会 「第二版 マルチメディアと情報化社会」 ISBN 978-4-8443-7093-2 3,200円+税
定期試験の実施
定期試験を実施します。
成績評価の方法
成績評価は、学内定期試験の結果(80%)と、レポートおよび平常の出席状況・受講態度(20%)を加味して総合判断で評価します。 
実務経験と授業との関連
1990年代半ば、大学在籍中からデザイナー/アート・ディレクター/プロデューサーとして数多く のWeb制作の仕事に携わり始めました。企業、アーティスト、病院、ECサイト等の構築に関わり、この分野では25年以上の実績があります。グラフィックデザイナーとしてアメリカやイギリ ス、イタリアなど海外での受賞歴も。現役の制作者として制作現場から適切な知識と技術をフィー ドバックします。
備考
遅刻や欠席をしないようにしてください。専門用語はしっかりと覚えるように努めましょう。