シラバス情報

科目名
情報活用演習C a
授業コード
24027
担当者名
坂本 小百合
副題
パワーポイントを学ぶ
科目ナンバリング
単位数
2.00単位
配当年次
2年
開講学期
2022年度後期
教職免許種類
高校一種(情報)

授業内容
PowerPoint の基礎〜中級です。Microsoft Office Specialist(MOS) PowerPoint 365 & 2019の出題範囲に含まれる機能について、説明や利用例を示しながら講義を進めます。毎回、講義後は練習問題を操作して提出してください。期限内に提出された課題を評価の対象とします。練習問題は次の講義で解説します。スキルの定着を確認する操作テストを実施し、評価の対象とします。操作テストの実施方法は、制限時間内に問題文の指示に従って編集操作を行いファイルを提出する実技試験です。その後、模擬試験プログラムを使用し資格対策を行います。
この講義は、MOS PowerPoint 365 & 2019の資格対策(学習)となります。希望者は各自で試験申込みを行い、学内で実施される資格試験を受験することができます。
到達目標と卒業認定・学位授与の方針との関連
基本操作から、表やグラフ、写真、イラストなどを取り入れた表現力のあるプレゼンテーション資料が作成できるように、さまざまな機能を学習し、大学生活、就職後のビジネスの現場でのプレゼンテーションの際に、活用できる能力を身につけます。MOS PowerPoint365&2019 に合格できるスキルを習得することを目的としています。 
【身につく力】「情報リテラシー」
 ITを活用する能力が身につきます。 
授業計画
この講義では毎回パソコンを使って操作実習を行います。

第1回 ガイダンス(講義の進め方と評価方法、MOSについて)、プレゼンテーション作成と基本的な編集操作の確認
第2回 テンプレートやテーマを活用したプレゼンテーション作成の確認、第1書 表示やオプションの設定
第3回 第2章スライドを挿入する、変更する
第4回 第2章サマリーズームのスライドを利用する、スライドを並べ替える、スライドをグループ化する
第5回 第1章プレゼンテーションの印刷設定、スライドショーのオプション設定、スキル確認演習問題(小テスト)
第6回 第1章)マスターを変更する、共同作業用にプレゼンテーションを準備する
第7回 第1章)共同作業用にプレゼンテーションを準備する(続き)、第1章確認問題
第8回  スキル確認演習問題(小テスト)、第3章)リンクを挿入する、テキストや図の書式設定
第9回 第3章)グラフィック要素の書式設定、スライド上の図形を並べ替える、グループ化する
第10回 第4章)表を挿入・書式設定する、グラフを挿入・書式設定する、SmartArtを挿入・書式設定する
第11回 第4章)3Dモデルを挿入・変更する、メディアを挿入・管理する、第5章)画面切り替えの適用、アニメーションの適用
第12回 第5章)画面切り替えとアニメーションの適用
第13回 模擬試験プログラムを利用したスキル確認を行う。模擬試験解説と練習
第14回 総合演習問題(スキルチェック操作テスト)
第15回 MOS模擬試験にチャレンジ(スキルチェック)
※以上のとおり計画していますが、学習状況により一部内容を入れ替えたり、省略する場合もあります。 
関連科目
あらかじめ、「情報入門演習S」もしくは「情報処理入門Ⅰ」を履修しておくことが望ましい。文字入力やファイル管理等のパソコンの基本操作は問題なくできることを前提としています。
準備学習等の指示
Power Pointの基本機能に心配がある学生は、テキストP.11を参照のうえ特典3をダウンロードし、事前に学習してください。
講義で説明した問題は必ず復習し、次の講義までに問題なく操作できるよう練習してください。
【授業準備の目安】
⇒予習30分程度(HUE Naviの授業資料で次回の授業内容を確認し、テキストや補助資料を読む)
⇒復習60分程度(演習問題を操作し、講義内容の理解を深める) 
教科書
この講義は、以下のテキストのLessonおよび模擬試験を用いて実施します。毎回使用しますので必ずテキストを準備して講義を受けてください。

「Microsoft Office Specialist PowerPoint365&2019 対策テキスト&問題集」(FPT2006),FOM出版,2,530円 (税込) 
参考文献
「よくわかる Microsoft PowerPoint 2019 基礎」FOM出版
「よくわかる Microsoft PowerPoint 2019 応用」FOM出版
「情報リテラシー 入門編」FOM出版(情報入門演習Sの教科書と同じ)
「情報処理入門Ⅰ」FOM出版(情報処理入門Ⅰの教科書と同じ)  
定期試験の実施
定期試験は実施しません。
成績評価の方法
・取り組み評価(講義中の学習データと復習取組に対する評価)…40%
・スキルチェック操作テスト(小テストと総合演習)…40%
・MOS 模擬試験(スキルチェック)結果…20%

以上の提出物の内容を100点満点で評価し、MOS PowerPoint 365&2019 への取組みと合わせて総合的に評価を行います。
「5回以上の欠席」の場合や、「提出課題未提出」かつ「操作テストを受けていない」場合は、「評価不能」となる場合があります。
実務経験と授業との関連
メーカーのインストラクターとしてパソコン教室の運営やテキスト作成、企業研修や市民講座でのOA教育を担当し、資格試験の試験官としてインストラクターのスキル評価なども行っていました。様々なスキルのユーザーを指導した経験を活かし、履修した学生さんが効率よく操作できるスキル、業務に活用できる理解力・応用力を身につけ資格取得を目指せるように指導や助言、解説を行います。
備考
【履修にあたって】
Microsoft Office Specialist PowerPoint365&2019を受験することを前提として講義を行います。
意欲的に学習に取り組み、資格取得を目指す学生の履修を推奨します。
資格の概要については、公式サイトhttp://mos.odyssey-com.co.jp/index.html で確認してください。
『遅刻・欠席しない、質問する、復習する』ことを心がけ、演習問題には積極的に取り組んでください。