シラバス情報

科目名
情報処理入門Ⅱ c
授業コード
32019
担当者名
森脇 奈緒美
副題
Excelの基礎(PC入門)
科目ナンバリング
単位数
2.00単位
配当年次
1年
開講学期
2022年度前期
教職免許種類
中学一種(社会)、高校一種(地理歴史)、高校一種(公民)、高校一種(商業)

授業内容
「情報処理入門Ⅰ」と「情報処理入門Ⅱ」は、コンピュータ演習授業の基礎として位置づけられ、「情報処理入門Ⅰ」と「情報処理入門Ⅱ」を履修することにより、ITスキルの基礎を作り上げます。
この授業では、「情報処理入門Ⅰ」で学んだ内容(コンピュータ利用の基礎、Word操作)を踏まえて、Excelを学びます。
授業冒頭に、前回課題の解説を行い、復習をします。次に、今回の授業内容を解説、操作実習をし、演習課題を行う構成です。
毎回の演習課題は、期限内に提出し、次回解説をします。確認テストを2回実施し、習熟度を確認します。
授業内での演習に加え、さまざまな演習課題に挑戦することにより、スキルを確実なものとします。
到達目標と卒業認定・学位授与の方針との関連
表計算能力を身につけるため、Excelの初級から中級レベルまでを学びます。さまざまなシーンを想定して、どのようなときにどの機能を使用するのか、適切に、効率良く使用できるスキルを身につけます。
【到達目標】
1.計算式を含む基本的な表を作成・編集できる
2.基本的なグラフを作成できる
3.大量のデータを適切に扱うことができる(データベース機能)
【身につく力】
「情報リテラシー」 ITを活用するスキルが身につきます。
授業計画
この授業は、毎回パソコンを使って操作実習を行います。
2022年度(令和4年)の新入生と2021年度生は、必携ノートパソコン(大学用初期設定完了済PC)を使用して実習をしますので、各自持参してください。

第1回 ガイダンス、HUE NAVIシステムの利用(授業資料、課題提出)、データ入力、数式作成(四則演算)
第2回 表の作成、関数の利用1(SUM、AVERAGE、MAX、MIN)
第3回 表の編集、相対参照と絶対参照
第4回 印刷設定
第5回 グラフ作成
第6回 復習演習1(表作成、グラフ、印刷)
第7回 総合演習1(確認テスト(中間)・・・表作成、グラフ、印刷)
第8回 関数の利用2(PHONETIC、COUNTA、COUNT、COUNTBLANK、COUNTIF、IF)
第9回 関数の利用3(VLOOKUP、SUMIF、AND、OR、関数のネスト)
第10回 複数シートの操作
第11回 データベース機能の利用
第12回 テーブルの利用、条件付き書式
第13回 復習演習2(表作成、グラフ、印刷、関数、複数シート、データベース)
第14回 総合演習2(確認テスト(期末)・・・表作成、グラフ、印刷、関数、複数シート、データベース)
第15回 ExcelとWordのデータ連携、ピボットテーブル

※上記の通り計画していますが、学習状況により一部内容を入れ替えたり、省略する場合もあります。 
※必携ノートパソコンの初期設定に関する質問は、情報センターを利用してください。
関連科目
パソコン利用の基礎から実習する「情報処理入門Ⅰ(WordとPowerPointの基礎(PC入門))」を初めに履修し、次のステップとして「情報処理入門Ⅱ」を履修することをお薦めします。
準備学習等の指示
キーボード入力が問題なくできるようにしておいてください。
自信のない場合は、タイピングサイトなどを利用し、キーボード入力の練習をしておきましょう。
事前にテキストを読み、予習してから授業に臨みましょう。
講義内容の理解を深めるために、毎回課題を課します。必ず、期限内に提出をしてください。
やむを得ず授業を欠席した場合は、次回の授業までに各自でテキスト・授業資料を確認しながら課題に取り組み、提出期限までに提出してください。 
【授業準備の目安】
⇒予習30分(HUE NAVIの授業資料で次回の授業内容を確認し、テキストや資料を読む)
⇒復習60分(演習問題を操作し、講義内容の理解を深める)
教科書
「情報リテラシー(Windows10 Office2019対応)」 FOM出版 販売価格:2,200円(税込)
※情報処理入門Ⅰ・Ⅱは、同じテキストとなります。
参考文献
「よくわかる Microsoft Excel 2019 基礎」 FOM出版
「よくわかる Microsoft Excel 2019 応用」 FOM出版
定期試験の実施
定期試験は実施しません。
成績評価の方法
受講態度、毎回の課題提出状況および各総合演習(確認テスト)を総合して評価します。
総合演習1 確認テスト(中間)・・・40%
総合演習2 確認テスト(期末)・・・40%
受講態度と課題提出・・・20%
実務経験と授業との関連
備考
遅刻をすると作業に遅れを取り、操作実習に支障が出ます。遅刻をしないようにしてください。
遅刻、欠席をせず、積極的に取り組んで実習することにより、ITスキルが身につきます。
わからないことがあった場合はそのままにせず、授業後半に行う演習時間に質問、授業時間外は、HUE NAVIのQ&A機能を利用し、疑問点を解決しましょう。