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 教員名 : 堀江 真由美 
						
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					 科目名 
							ミクロ経済学 
							授業コード 
							71001 
							担当者名 
							堀江 真由美 
							副題 
							単位数 
							4.00単位 
							配当年次 
							1年 
							開講学期 
							2022年度前期、2022年度後期 
							教職免許種類 
							高校専修(公民) 
							授業内容 
							大学院で身につけておきたいミクロ経済学の内容を中心に、経済学部で学ぶ内容から始めて大学院で学んでおきたい内容まで段階的に解説していきます。講義は、受講者がテキストの内容や練習問題を説明し、解説する形式で進めていきます。途中、必要に応じて、初歩的な数学の解説、問題演習等を行います。進捗状況に合わせて、練習問題を課題として解き、提出してもらうことがあります。尚、受講生の到達目標と理解度に合わせて、テキストや授業内容を一部変更する等の対応を考えています。 
							到達目標と卒業認定・学位授与の方針との関連 
							ミクロ経済学の基礎的な知識と手法を身につけ、ミクロ経済学の考え方や手法を用いた記事、論説、論文等を読んで理解できるようになる、将来的にはミクロ経済学の考え方やアイデアを研究に取り入れることができるようになることを目標としています。 
							授業計画 
							(前期) 
							第1回 数学の準備(1):最小限必要な数学の解説 第2回 数学の準備(2):条件付最大化問題 第3回 消費者行動の理論(1):消費者の選好と無差別曲線 第4回 消費者行動の理論(2):最適消費 第5回 消費者行動の理論(3):補償需要関数、支出関数 第6回 消費者行動の理論(4):所得効果と代替効果 第7回 消費者行動の理論(5):価格弾力性 第8回 消費者行動の理論(6):問題演習 第9回 企業行動の理論(1):生産要素が1つの場合 第10回 企業行動の理論(2):生産要素が2つの場合 第11回 企業行動の理論(3):利潤最大化 第12回 企業行動の理論(4):一般的な場合の企業行動 第13回 企業行動の理論(5):問題演習 第14回 部分均衡分析(1):市場均衡 第15回 部分均衡分析(2):消費者余剰 (後期) 第16回 一般均衡分析(1):均衡の存在 第17回 一般均衡分析(2):厚生経済学の第1基本定理 第18回 一般均衡分析(3):厚生経済学の第2基本定理 第19回 独占(1):独占企業の行動 第20回 独占(2):自然独占と価格規制 第21回 同時手番のゲームとナッシュ均衡(1):ナッシュ均衡 第22回 同時手番のゲームとナッシュ均衡(2):クールノー・モデル 第23回 同時手番のゲームとナッシュ均衡(3):ベルトラン・モデル 第24回 同時手番のゲームとナッシュ均衡(4):混合戦略均衡とナッシュ均衡の存在 第25回 時間を通じたゲームと戦略の信頼性(1):部分ゲーム完全均衡 第26回 時間を通じたゲームと戦略の信頼性(2):シュタッケルベルク・モデル 第27回 時間を通じたゲームと戦略の信頼性(3):長期的関係と協調 第28回 時間を通じたゲームと戦略の信頼性(4):問題演習 第29回 保険とモラル・ハザード 第30回 逆淘汰とシグナリング 関連科目 
							数理経済学特論、マクロ経済学 
							準備学習等の指示 
							受講者は、テキストを事前によく読んで、練習問題を解き解説できるように準備してきてください。 
							ミクロ経済学の初学者は、学部生向けの入門テキストを読む、高校の数学(特に微分・積分)を復習しておく等することで、より理解が深まります。 教科書 
							神取道宏『ミクロ経済学の力』日本評論社、2014年 
							参考文献 
							必要に応じて適宜紹介します。 
							定期試験の実施 
							定期試験は実施しません。 
							成績評価の方法 
							平常の出席状況と受講態度、担当箇所の報告、課題により総合的に評価します。 
							実務経験と授業との関連 
							備考 
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