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 教員名 : 阿部 純 
						
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					 科目名 
							メディア文化史 
							授業コード 
							25034 
							担当者名 
							阿部 純 
							副題 
							メディア文化の流れを知り、今のメディア・コミュニケーションを理解する 
							科目ナンバリング 
							
						単位数 
							2.00単位 
							配当年次 
							2年 
							開講学期 
							2022年度前期 
							教職免許種類 
							授業内容 
							 本授業では、数あるメディア文化の中でも、写真・映像とウェブ・メディアに着目し、それぞれの技術的・文化的特徴の変遷を概説していきます。これらのメディアは、それぞれが直線的な歴史を描いているわけではなく、ケータイやインターネット環境が社会に浸透していく中で、相互に絡み合いながら、それぞれの文化ジャンルを形成してきています。これらのメディア文化史をひもといていくことで、今の私たちのコミュニケーションを説明するためのキーワードが見えてくるはずです。 
							第6回・第11回・第13回には演習として、今の私たちのメディア・コミュニケーションにおける「新しさ」や「楽しさ」などについて、メディア文化史的な観点から再考する時間を設けます。受講生のみなさんの発表とディスカッションを通して、今のメディア文化を記述するための「言葉」を一緒に考えていきたいと思います。グループワークやTeamsを使ったオンライン講評会などを行っていく予定です。 毎回授業の最後に、その回の内容に関する小レポートを提出してもらいます。次の回の冒頭では、小レポートのふりかえりを行います。 到達目標と卒業認定・学位授与の方針との関連 
							【到達目標】 
							・メディアの文化や歴史を調査する手法について知り、自分の言葉でメディア文化を説明できるようになること。 【身につく力】「知識・理解」「論理的思考力・分析力」「プレゼンテーション能力」 授業計画 
							第1回 オリエンテーション  
							第2回 メディア文化の転換点:複製技術とコミュニケーション 第3回 写真・映像メディア? 写真論と写真家 第4回 写真・映像メディア? 映画館 第5回 写真・映像メディア? インターネット文化の中の「写真・映像」 第6回 写真演習:「日常」を写真で切り取る 第7回 写真演習の発表・ディスカッション 第8回 ウェブ・メディア? 参加型メディア 第9回 ウェブ・メディア? ユーザーサイトの興隆 第10回 ウェブ・メディア? ニコニコ動画とYouTube 第11回 演習:人気動画を解体する 第12回 動画分析の発表・ディスカッション 第13回 期末演習:「私たちのメディア文化史」を書く 第14回 期末発表の準備 第15回 期末演習の発表・講評+まとめ 関連科目 
							「メディア論」「メディア・リテラシー」「出版メディア論」「Webメディア論」「映像メディア論」など 
							準備学習等の指示 
							事前に配布する資料に目を通してくることと、前回の復習をすることを必須とします。(30分程度) 
							発表の前には、発表練習も各自でしてきてください。(30分程度) 教科書 
							教科書は使用しません。毎回プリントを配布し、スライドで説明します。 
							参考文献 
							講義の中で指示します。 
							定期試験の実施 
							定期試験を実施します。 
							成績評価の方法 
							定期試験(60%)、各回の小レポート(10%)、発表・ディスカッション(30%)で総合的に評価します。 
							出席回数が総授業回数の2/3に満たない場合は、定期試験の受験を認めません。 実務経験と授業との関連 
							備考 
							本授業では、受講生のみなさんの積極的な参加を求めていますので、関係のない私語や居眠りは厳禁です。自身のメディア・コミュニケーションとの違いや共通点を意識しながら授業を聴いてください。 
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