シラバス情報

科目名
レクリエーションスポーツ実習Ⅰ(ゲーム)
授業コード
26041
担当者名
砂橋 昌義、松本 耕二
副題
楽しさ・心地よさを活かす支援技術を学ぶ
科目ナンバリング
単位数
1.00単位
配当年次
2年
開講学期
2022年度後期
教職免許種類

授業内容
レクリエーション・インストラクターとしての指導技術を体得するため、レクリエーション支援方法や対象者の主体性を尊重する姿勢などを、体験的に学習します。特に、学生の「自立と発見」を重視したレクリエーションワークにより、生活の中での実践に着目して社会に通用する技能を身につけます。実技を中心とした体験を通し、理論的根拠とともに技術習得に理解を求めていきます。必要に応じレポートも活用します。
到達目標と卒業認定・学位授与の方針との関連
レクリエーションの特徴である楽しさや心地よさを活用して、人々を支援するための基礎的な実技を習得し、スポーツ指導者として求められるコミュニケーション技法や、個人や集団を対象にしたレクリエーション・ワーク技法を身につけることを目指します。
【身につく力】「コミュニケーション能力」 「斬新な発想をする力」 「リーダーシップ」  
授業計画
第1回  コミュニケーション・ワークⅠ(信頼関係づくり:ホスピタリティ)
第2回  コミュニケーション・ワークⅡ(ホスピタリティの示し方)
第3回  コミュニケーション・ワークⅢ(アイスブレーキングの意義と基本技術)
第4回  コミュニケーション・ワークⅣ(アイスブレーキングのプログラミング)
第5回  交流分析の実際(自我構造の分析とストローク)
第6回  目的に合わせたレクリエーションワーク
第7回  素材アクティビティの選択と提供
第8回  相互作用を引き出す指導実習1−1(指導案の作成)
第9回  相互作用を引き出す指導実習1−2(指導案の実施と評価)
第10回  対象に合わせたレクリエーションワーク(アレンジ方法の応用)
第11回  対象に合わせたレクリエーションワーク(アレンジの実施と評価)  
第12回  目的に合わせたレクリエーションワーク(素材アクティビティの種類と分類)
第13回  目的に合わせたレクリエーションワーク(アクティビティの演習)
第14回  レクリエーションの安全対策
第15回  指導実習で体験した活動を参考にグループ演習とリーダーシップ 
※ 状況・必要に応じて、オンライン授業(Teams)を使用し、実施する場合があります。
関連科目
レクリエーションスポーツ論、レクリエーションスポーツ実習Ⅱ(キャンプ)、レクリエーションスポーツ実習Ⅲ(スノー)、チームビルディング
準備学習等の指示
レクリエーション指導法を習得するために、受講前に30分程度の時間をかけてテキストを読むことは大切です。特に、受講後のレク・スポーツ財の理解と指導法については、各自で繰り返しシミュレーションを求め体得状況を確認します。 
教科書
楽しさをとおした心の元気づくり(日本レクリエーション協会)(1,944円税込み)を使用します。
※必要に応じて資料を配布します。
参考文献
レクリエーション支援の基礎(日本レクリエーション協会編)
定期試験の実施
定期試験は実施しません。
成績評価の方法
平常の出席状況と受講態度、実技演習やレポート等から総合的に判断します。
【実技演習 70%、レポート 10%、平常点 20%】 
実務経験と授業との関連
備考
教科書は、大学書店にて購入してください。
レクリエーションインストラクター資格取得には、レジャーレクリエーション概論のレクリエーションスポーツ実習(キャンプ、スノー)の履修または別途学外実習の上、申請が必要となります。詳細は授業にて説明します。