シラバス情報

科目名
レクリエーションスポーツ実習Ⅱ(キャンプ)
授業コード
26042
担当者名
柳川 和優、砂橋 昌義、松本 耕二
副題
キャンプを体験しプログラムをマネジメントする
科目ナンバリング
単位数
1.00単位
配当年次
2年
開講学期
2022年度前期
教職免許種類

授業内容
本実習は、自然・文化をテーマにした事前(学内)と集中(1泊2日)の実習プログラムをと通して、海・山・歴史探索プログラムの企画とそのスポーツ・レクリエーションキャンプ実践をします。
事前実習では①実習プログラム全体の説明と参加者の相互交流ゲーム、②キャンプ・プログラム事業計画の立て方および安全管理の学習、③チーム編成とキャンプ・プランニングのための情報収集を行います。夏季集中実習では、地域の自然・文化をテーマにしたアウトドア(海・山)アクティビティと歴史探索のフィールドワークを実践します。これらを通して、学習プログラム(事前実習)のさらなる理解を深め、スポーツ&レクリエーション・キャンプのプランの完成(作成)を目指します。
(COVID-19の影響により大学感染防止対策・指針に準じたプログラムに変更する場合があります。)
到達目標と卒業認定・学位授与の方針との関連
スポーツ・レクリエーションキャンプのための安全管理等の基礎知識と実践技術の習得とともに、キャンプ地の自然・歴史・文化的魅力を活かすキャンププログラムの企画と、プログラムの体験・実践、さらにはマネジメント力の獲得を目標とします。
【身につく力】「チャレンジする力」、「コミュニケーション能力」、「協働して成し遂げる力」
授業計画
【事前実習】(※2022年7月・8月)
第1回 事前実習① オリエンテーション&アイスブレーキング
        授業全体の流れの説明、チームワーク養成のゲーム
第2回 事前実習② 事業計画の立て方、組織づくり、安全管理
        チーム編成と課題(目標)の設定、情報収集
第3回 事前実習③ キャンプ・プランニング
        具体的な実施計画を建て、予算書作成
【集中実習】(※2022年9月)
(第1日目:アウトドア・アクティビティ1:午前・午後・夜)
第4回 シーカヤック実施の事前準備 
第5回 シーカヤック実施体験
第6回 シーカヤック実施体験、旅行者ニーズ整理、体験観察のまとめ
第7回 歴史散策・フィールドワーク
第8回 登山・フィールドの状況把握、事前準備
(第2日目:アウトドア・アクティビティ2:午前・午後)
第9回 登山1(往路)
第10回 登山2(フィールドワーク)
第11回 登山3 (復路)
第12回 登山プログラムの旅行者ニーズ整理、体験観察のまとめ
【事後実習】(※2022年9月・10月)
(歴史・文化探索・フィールドワークのまとめ)
第13回 歴史散策計画
第14回 歴史・文化散策ニーズの整理  体験観察のまとめ
第15回 活動成果のまとめ
   事業計画書作成とプレゼン・成果発表
※プログラムは、天候、状況等により変更する場合があります。
※実施日時は、後日調整の上、受講生に連絡します。)
関連科目
レクリエーションスポーツ実習Ⅰ(ゲーム)、レクリエーションスポーツ実習Ⅲ(スノー)
準備学習等の指示
事前学習では,日本キャンプ協会http://www.camping.or.jp、日本レクリエーション協会https://recreation.or.jp/などのホームページなどを参照し、キャンプの基本的な考え方やレクリエーションプログラム、さらにはシーカヤックや登山に関連する事柄を見ておいてください(30分以上必要)。また講義・実習で用いた専門用語を理解するために事後学習を行いましょう(30分以上必要)。実習中にも振り返りの時間を設けます(実習ノート作成に60分程度必要)。日頃から野外活動(アウトドア・アクティビティ)への興味・関心を高めるとともに、体調管理などにも気を配っておきましょう。
教科書
特に教科書は使用しません。必要な資料は配布します。
参考文献
授業に必要な文献・資料を紹介します。
定期試験の実施
定期試験は実施しません。
成績評価の方法
事前実習、集中実習での主体的参加度、態度(参加者との協調性・協力)、技術・技能、プレゼン、レポート等にて評価します。 
実務経験と授業との関連
備考
※受講者数が5名以下の場合は開講しません。
※COVID-19感染状況等により開講・実施できない場合があります。また開講されても実施内容を変更することがあります。これらのことを事前了承の上、登録してください。

・2021年度の集中実習は、9月10日(木)・11日(金)、宮島(広島県廿日市市:予定)にて、また事前・事後実習は大学内で実施します。
・事前・事後実習の日程は、履修登録後、HUEナビポータルサイト掲示板、メールで連絡します。
・実習費(必要経費)を徴収します(1万円程度を予定:活動費、宿泊・食費など)。
・事前実習に出席しない者の集中実習参加は認めません。また事後実習に出席がない場合も評価しません(単位修得不可)。

※ レクリエーションインストラクター(日本レクリエーション協会)資格関連科目