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 教員名 : 木本 一成 
						
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					 科目名 
							日本語演習・標準 b 
							授業コード 
							12038 
							担当者名 
							木本 一成 
							単位数 
							2.00単位 
							配当年次 
							1年 
							開講学期 
							2022年度後期 
							教職免許種類 
							授業内容 
							レポート作成の際に、文献やインターネットで探した資料を貼りつけた後、その続きをどのように書けばよいか困ったことはありませんか。この授業では、入手した資料をレポートの中に適切に引用して書くための方法を学びます。特に、根拠から主張への論述過程について、資料から特徴的な内容をどのように取り出し、どのような表現を用いて書けばよいか、ということを重点的に学びます。 
							授業や宿題で取り組んだレポートは、毎回添削して返却します。 到達目標と卒業認定・学位授与の方針との関連 
							本科目の目標は、図表や文章を効果的に引用しながら、自分の考えを論理的に展開する文章の書き方を身につけることです。調べて考えたことを、図表なども含めて約4,000字(A4用紙4ページ)程度のレポートに書けるようになることをめざします。 
							【身につく力】「論理的思考力・分析力」「コミュニケーション能力」 授業計画 
							第1回 ガイダンス 
							第2回 解説文を書く① 見出し、脚注、引用、出典など 第3回 解説文を書く② 共通課題を百科事典ふうに書く 第4回 解説文を書く③ 自由課題を百科事典ふうに書く 第5回 報道文を書く① 新聞記事の表現の特徴 第6回 報道文を書く② 架空の出来事を新聞記事ふうに書く 第7回 資料を用いた論証型レポート レポートの型の理解、仮テーマ 第8回 図表を用いて論述する① 図表の解釈と自分の考え 第9回 図表を用いて論述する② 図表の引用 第10回 図表を用いて論述する③ 2つの図表の引用 第11回 文献を用いて論述する① 直接引用、間接引用(要約) 第12回 文献を用いて論述する② 内容の抽出、意味づけ 第13回 資料を用いた論証型レポート作成① テーマの理解、問い・主張・論証、アウトライン (資料は、第7回〜第12回で用いた図表や文献などを選んで使う) 第14回 資料を用いた論証型レポートの作成② 資料の引用、記述 第15回 作成した論証型レポートの発表と批評 関連科目 
							レポートの書き方を学ぶ科目の上位には、「日本語演習・発展」があります。また、文章表現を学ぶ科目に、「文章表現演習・標準」「文章表現演習・発展」があります。実用的な文章表現について学ぶ科目に「ビジネス日本語演習」があります。 
							準備学習等の指示 
							・毎時間、漢字テスト(「今日の漢字」から出題)があります。事前に「今日の漢字」のシートを受け取り、予習しましょう。 
							・毎回のように授業時間外で取り組む課題(宿題)が課されます。課題は、資料を含めて1,000字程度の文章の作成です。120分以上かけて取り組みましょう。 ・課題はWordを使って作成し、HUENAVIのクラスプロファイルから提出してください。 ・授業の中で、取り組んだ課題をもとに全体で発表したり学生どうしで話し合ったりします。このような活動に積極的に参加するようにしましょう。 ・集めた資料や書き込んだシートなどを分類、整理して、学習内容を蓄積することに努めましょう。そのために1冊のA4ファイルを用意して、この科目で使用したすべてのシートをファイリングするようにしましょう。 教科書 
							・テキストを配布します。 
							参考文献 
							井下千以子『新版 思考を鍛えるレポート・論文作成法』(慶應義塾大学出版会) 
							定期試験の実施 
							定期試験は実施しません。 
							成績評価の方法 
							授業参加態度・漢字テスト(20%)、毎時の課題(30%)、論証型レポート(50%)で総合的に評価します。また、11回以上出席した場合は、1回あたり0.5点を加点します。 
							実務経験と授業との関連 
							備考 
							・この科目の履修登録には、必修科目「日本語文章表現」の一次評価がC評価以上であることが条件です。 
							・この授業は演習です。欠席すると、その回の内容が身につかないばかりか、次回からの内容が分からなくなります。欠席しないようにしましょう。 ・授業を6回以上欠席した場合は、成績評価が「不可」となります。  |