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 教員名 : 胤森 裕暢 
						
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					 科目名 
							哲学Ⅰ 
							授業コード 
							14002 
							担当者名 
							胤森 裕暢 
							単位数 
							2.00単位 
							配当年次 
							2年 
							開講学期 
							2022年度前期 
							教職免許種類 
							中学一種(社会)、高校一種(公民) 
							授業内容 
							 教職免許およびその他の資格取得に資する資格関連科目です。自分や社会,世界に関する現代の問題に気づき考えていきます。また問題を追求するための手がかりとなる哲学・思想について理解を深めます。それらを仲間とともに追求するための哲学的な方法について理解を深めます。 
							到達目標と卒業認定・学位授与の方針との関連 
							現代の哲学的な問題について理解した内容を説明できるようになる。 
							手がかりとなる哲学・思想について理解した内容を説明できるようになる。 哲学的な方法について理解した内容を説明できるようになる。 これらにより、哲学に関する基本的な「知識の理解」、「論理的思考力・分析力」、「情報リテラシー」などを身につけていく。 授業計画 
							第1回 現代と自分たちの問題−現代に生きていくための問題は何か− 
							第2回 問題に対する考え方①−哲学とはなんだろうか− 第3回 問題に対する考え方②−哲学することとは、どうすることだろうか− 第4回 古代ギリシアの思想家の考え方①−ソクラテスの考え方から手がかりを得よう− 第5回 古代ギリシアの思想家の考え方②−プラトン,アリストテレスの考え方から手がかりを得よう− 第6回 近代の思想家の考え方①−ベーコン,デカルトの考え方から手がかりを得よう− 第7回 近代の思想家の考え方②−ホッブズ,ロック,ルソーの考え方から手がかりを得よう− 第8回 近代の思想家の考え方③−カント,ヘーゲルの考え方から手がかりを得よう− 第9回 近代の思想家の考え方④−ベンサム,ミルの考え方から手がかりを得よう− 第10回 現代の思想家の考え方①−ニーチェ,サルトルの考え方から手がかりを得よう− 第11回 現代の思想家の考え方②−フロイト,デューイの考え方から手がかりを得よう− 第12回 現代の思想家の考え方③−ロールズの考え方から手がかりを得よう− 第13回 近現代日本の思想家の考え方−夏目漱石,和辻哲郎,丸山真男の考え方から手がかりを得よう− 第14回 現代の哲学的な問題と考え方①−哲学の方法とはどうすることであったろうか− 第15回 現代の哲学的な問題と考え方②−哲学の問いとはどのようなものであったろうか− 関連科目 
							中学校社会科教育Ⅰ・Ⅱ  社会・公民科教育法  公民科教育法  倫理学 
							準備学習等の指示 
							プリントやノートの内容を整理し,理解しづらかったところなどは,教科書や参考図書などを利用し復習しておきましょう。他学生との議論も行います。 
							これらのために毎週1〜2時間程度は予習・復習にあてることが大切です。 教科書 
							『テオーリア 最新 倫理資料集』第一学習社,2013年,907円 
							参考文献 
							・谷川徹三『哲学案内』講談社学術文庫,1977年,320円. 
							・木田元『反哲学史』講談社学術文庫,年,2000年,994円. 定期試験の実施 
							定期試験を実施します。 
							成績評価の方法 
							参加状況(発言や小レポート) 40% 
							授業中に、資料を読み解いたり、それに対する考え方をまとめたり、それを発表したりして、互いの考え方を練り上げていきます。 指名によるだけでなく、自主的に発表するなどしたことを評価します。 定期試験 60% 授業中に練り上げた考え方について、書式に従って書き込んでください。書式にどのように書くのか説明をもとに、定期試験前にまとめておいてください。 実務経験と授業との関連 
							高等学校教師として,「倫理」カリキュラム開発をしてきました。また指導主事として「道徳」や「倫理」の授業の指導を続け,文部科学省の「中学校学習指導要領解説 道徳編」作成協力者も務めました。これを活かして, 
							対話的な授業を行い,指導をしていきます。 備考 
							哲学的な問題を追求していくための議論に主体的,積極的に参加するよう求めます。 
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