シラバス情報

科目名
中級簿記
授業コード
22046
担当者名
福田 正太郎
副題
日商2級の基本論点
科目ナンバリング
単位数
4.00単位
配当年次
1年
開講学期
2022年度前期
教職免許種類
高校一種(商業)

授業内容
商業簿記と工業簿記に関する基本論点の講義と問題演習の実施という授業形式で学習します。 
到達目標と卒業認定・学位授与の方針との関連
 中級簿記(商業簿記と工業簿記)の範囲を対象として学びます。この範囲の基礎知識と問題を解く力を身につけることが、本授業の到達目標です。
【身につく力】「知識・理解」,「論理的思考力・分析力」 
授業計画
工業簿記から先に学習します。
第1回 工業簿記の基礎
第2回 材料費
第3回 労務費
第4回 経費
第5回 個別原価計算
第6回 部門別個別原価計算
第7回 総合原価計算(1)
第8回 総合原価計算(2)
第9回 工場簿記における財務諸表
第10回 本社工場会計
第11回 標準原価計算(1)
第12回 標準原価計算(2)
第13回 直接原価計算

次に商業簿記の学習をします。
第14回 株式の発行、剰余金の配当と処分
第15回 合併、無形固定資産
第16回 法人税等と消費税
第17回 商品売買等
第18回 手形と電子記録債権(債務)、その他の債権譲渡
第19回 銀行勘定調整表
第20回 固定資産,リース取引
第21回 研究開発とソフトウェア
第22回 有価証券, 引当金
第23回 外貨換算会計
第24回 税効果会計
第25回 伝票と仕訳日計表
第26回 精算表と財務諸表
第27回 帳簿の締め切り
第28回 本支店会計
第29回 連結会計(1)
第30回 連結会計(2)
関連科目
簿記入門、初級簿記、初級簿記演習, 中級簿記演習
準備学習等の指示
日商簿記3級をマスターし、自己学習力が身についていることを前提とします。30回の授業で中級簿記(工業簿記・商業簿記)の範囲を網羅することから、授業前には教科書を読んで予習(60分以上)、授業後には教科書の問題を解いて復習すること(60分以上)。教科書・練習問題を何回も繰返して学習することがマスターへの近道です。
教科書
①スッキリわかる 日商簿記2級 工業簿記 第10版 [テキスト&問題集] (スッキリわかるシリーズ) 滝澤 ななみ (著)¥1,540 出版社: TAC出版; 第10版 (2022/2/27)

②スッキリわかる 日商簿記2級 商業簿記 第14版 [テキスト&問題集] (スッキリわかるシリーズ) 滝澤 ななみ (著)¥1,540 出版社: TAC出版; 第14版 (2022/2/27)
参考文献
TAC簿記検定講座 『合格するための過去問題集 日商簿記2級』 

TAC簿記検定講座 日商簿記2級 網羅型完全予想問題集
定期試験の実施
定期試験を実施します。
成績評価の方法
定期試験60%、提出物の提出回数及び小テスト40%
実務経験と授業との関連
備考
ノート(工業簿記用と商業簿記用が必要)及び12桁i以上の電卓を持参して下さい。