シラバス情報

科目名
スポーツマネジメント演習
授業コード
26048
担当者名
尾方 剛、松田 亮
副題
スポーツイベントにおける企画・運営の実践
科目ナンバリング
単位数
2.00単位
配当年次
2年
開講学期
2022年度前期
教職免許種類

授業内容
本講義では,到達目標を理解した上で,スポーツイベントの企画や実際の運営を実践してもらいます.また,スポーツイベントを通じて,スポーツを「ヒト・モノ・カネ・情報」という経営資源の側面からマネジメントすることで,応用する力を習得し,組織の成長および個人の成長へと結びつく仕組みを学びます.スポーツイベントにおいては,競技水準に関係なく,子どもから大人まで参加できる「運動・スポーツイベント」を計画しています.なお,運動・スポーツイベントは7月の土曜日または日曜日の1日を利用して開催する予定としています.
到達目標と卒業認定・学位授与の方針との関連
履修生は以下の3点について,到達することを目標とします.
■スポーツイベントを企画・運営する際に必要な,知識やスキルを理解すること.
■スポーツイベント運営で課せられた,担当業務を遂行すること.
■スポーツイベントを企画・運営する際に必要な,リーダーシップの発揮を目指すこと.

【身につく力】「協働して成し遂げる力」,「チャレンジする力」,「リーダーシップ」
授業計画
第1回 ガイダンス:授業の進め方について
第2回 スポーツマネジメントの基礎① ※特別講師による講義
第3回 スポーツマネジメントの基礎②:スポーツイベントの現状,歴史的変遷について知る
第4回 スポーツマネジメントの基礎③:様々な事例から問題点と解決策を学ぶ
第5回 イベントの企画①:スポーツマーケティング理論を理解し,企画力を学ぶ
第6回 イベントの企画②:企画書および運営マニュアルの作成
第7回 イベントの企画③:作成した企画書の確認,ブラッシュアップ
第8回 イベントの企画④:フィードバックをもとに改善点を探る
第9回 イベントの企画⑤:企画書および運営マニュアルの再作成
第10回 イベントのリハーサル:役割分担や運営マニュアルを確認
第11回 イベント運営①:当日の準備を確認
第12回 イベント運営②:役割分担に分かれ,イベントの実施
第13回 イベント運営③:イベント会場の撤収と安全確認
第14回 イベント運営④:イベントの検証・後日,報告書を提出
第15回 イベント運営によるフィードバック:グループまたは個人での報告
関連科目
イベント論,スポーツビジネス演習Ⅰ,スポーツビジネス演習Ⅱ,地域スポーツ貢献演習
準備学習等の指示
関連テーマの情報収集・分析をしておきましょう.また,日頃から、新聞やニュースなどに目を通し,最低30分以上の予習学習をすることで理解度も高まります.
教科書
教科書は使用しませんが,必要に応じて,資料などのプリントを配布します.
参考文献
原田宗彦・小笠原悦子「スポーツマネジメント」大修館書店.
定期試験の実施
定期試験は実施しません。
成績評価の方法
■取組区分:出席状況(10%),レポート作成(30%)
■イベント区分:企画(15%),運営(15%),報告・発表(30%)
スポーツマネジメント演習では,ルーブリックを用いて,上記に示している区分を総合的に評価いたします.詳細については,第1回目のガイダンスにて説明いたします.
実務経験と授業との関連
第2回の講義では(株)ベアフットの奥大地さんを招きます.
ベアフットでは,まちづくりやまちおこし、地域活性のためのイベント等,スポーツに関連したイベント等催事の企画,立案,演出,運営やキャラクターデザインの企画,開発,商品の製作といった多彩な業務を行っています.授業ではイベント等で培った経験に基づいて,実際に企画,立案を作成するための指導を行います.
備考
受講心得:私語厳禁です.守れない学生には,退出の処置を命じ,成績評価対象から外します.
そ の 他:講義は連続性があるため,講義の欠席は,特別な事情がない限り認めません.