シラバス情報

科目名
環境・資源情報論特論Ⅱ
授業コード
71041
担当者名
田中 章司郎
副題
単位数
2.00単位
配当年次
1年
開講学期
2022年度後期
教職免許種類
高校専修(地理歴史)

授業内容
環境が変化すると,経済的な影響を及ぼします。逆に,経済が変化すると,環境に影響を及ぼします。この授業科目では,多面的な環境のデータを用いて,ヒトと環境・資源の相互依存関係を,データ解析技術・情報技術を用いて探ります。この授業科目は,平成29年度より新規に開講される「データ分析入門」を実際に応用する内容となります。
到達目標と卒業認定・学位授与の方針との関連
(1) データに基づいて環境の関係をモデリングできる
(2) 多面的な環境データの主要な成分の抽出方法を理解する
(3) 環境データの分類方法を理解する
授業計画
1. イントロダクション − 環境要因の相互依存性
2. 環境要因間の関係の概要を知る
3. 環境要因間の関係を調べる(1): 環境データのモデリング
4. 環境要因間の関係を調べる(2): 環境モデルと実データ間の誤差
5. 環境要因間の関係を調べる(3): 環境モデルと実データ間の誤差を最小にするには?
6. 環境要因間の関係を調べる(4): 対象とする環境データの変動範囲をそろえる
7. 環境要因間の関係を調べる(5): 実データを用いて環境モデルを推定して計算する
8. 環境要因間の関係を調べる(6): 環境変数変換による説明力の変化
9. 環境要因間の関係を調べる(7): 環境変数の選択
10.環境要因間の関係を調べる(8): 環境のデータから主要な成分をもとめる
11.環境要因間の関係を調べる(9): 主要な成分の計算方法
12.環境データを分類する(1):2つと3つ以上の区分に分類する方法
13.環境データを分類する(2):区分を決定する際の規則
14.環境データを分類する(3):分類の計算方法
15.環境モデルと予測範囲
関連科目
環境・資源情報論特論Ⅰ,データ分析入門
準備学習等の指示
各回の最後に,次回のテーマについての課題等を伝えるので,文献などを調査して理解すること。レポートの提出,調査した内容のプレゼンテーションを課します。 
教科書
教科書は使用しません。授業に必要な資料は配布します。 
参考文献
適宜Webアドレスなどを助言します。
定期試験の実施
定期試験は実施しません。
成績評価の方法
レポート,プレゼンテーションの内容により,到達目標の各項目を評価します。
実務経験と授業との関連
備考
各自の個別の既得技術により,R, Matlab, SAS, C, SQLなどのプログラミングができることが必要となります。授業時間で伝えられなかった連絡事項などがある場合は,HUENAVI に掲載しますので,授業の前に参照してください。