世界の地理Ⅱ a

16010

竹本　伸

ヨーロッパ・アメリカの地誌

2.00単位

1年

2022年度前期

高校一種（地理歴史）

授業では、各地域の地理的な特徴とその地域で特に取り上げるべきテーマ及び日本との関係等の概説を行います。また、なぜそのような特徴が成立したのかという点について、場合によっては歴史的背景や社会的要因もふまえながら、論理的に考えていきます。

ヨーロッパ・アメリカの地理的特徴並びに日本との関係を理解しそれらの地域への関心を深めることができます。さらにそれを土台として、グローバル化の進む現代社会において私たちの生活と世界の様々な地域が密接につながっていることを理解し、その要因を考察する力をつけることができるようになることを目標とします。
【身につく力】「知識・理解」「論理的思考力・分析力」

第 １ 回　世界地誌の学び方　
第 ２ 回　ＥＵとは何か・ヨーロッパの民族・宗教
第 ３ 回　ヨーロッパの工業
第 ４ 回　ヨーロッパの農業
第 ５ 回　イギリスの現状
第 ６ 回　ドイツの現状
第 ７ 回　フランスの現状
第 ８ 回　東ヨーロッパの現状
第 ９ 回　ロシアの産業と人々の暮らし
第１０回　アメリカの工業
第１１回　アメリカの農業
第１２回　ハワイ　太平洋の文化の交差点
第１３回　メキシコの経済
第１４回　ブラジルの現状
第１５回　まとめ

「世界の地理Ⅰ」「日本の地理」

教科書の予習。（毎回のテーマについて、教科書の該当個所を読んでおいて下さい。）また、新聞やニュースに目を通し、世界で起こっている様々な出来事について、どこで・なぜといった点を押さえながら読んでおいて下さい。30分以上は予習にかけましょう。

『新版地理授業で使いたい教材資料』清水書院
『新詳高等地図』帝国書院（高校で使用したものがあればそれも可）
プリント・ＤＶＤ等を適宜使用します。

授業の中で適宜紹介します。

定期試験を実施します。

定期試験（90％）の結果および出席状況及び受講態度（10％）により評価します。なお、11回以上出席した場合、回数により加点（1回あたり2点）します。　

広島県内の公立高校で長く教員として勤務していました。その経験から毎回の授業の中では、その授業を展開する際のポイントとなる事項や理解するための考え方、学生が間違いやすい内容などを示しますので、特に教職課程を目指す人は積極的に取り組んでください。

時間途中での出入り、私語、飲食は厳禁とします。
毎時間の講義内容は連続性を持っていますので欠席したり遅刻したりしないように、また、板書内容だけでなく口頭で伝えることもノートする等、理解をより深めることに努力してください。
特に教職課程履修者は将来は自らも教壇に立つという自覚をもって、真剣かつ積極的に取り組んで下さい。
尚、出席に関する不正行為が発覚した場合は厳正に対処しますので、そうした行為は厳に慎んでください。