シラバス情報

科目名
スポーツ指導法演習
授業コード
26037
担当者名
尾方 剛、松田 亮
副題
基礎技術および指導法の習得
科目ナンバリング
単位数
2.00単位
配当年次
2年
開講学期
2022年度前期
教職免許種類

授業内容
地域,社会スポ−ツ,職場におけるスポ−ツ大会,スポ−ツ教室等で比較的多く親しまれているスポ−ツ種目を中心に,その基本的技術の習得はもちろんのことル−ルやゲ−ムの進め方,競技に必要な競技場の設営,用具,服装について熟知するとともに,スポーツ指導の企画や運営に携われる能力を身につけることを目的とします.
そのためには,講義と実習を併用しながら進めます.また,本演習では,2名の担当教員がいますが,尾方グループは中高生を対象,松田グループは小学生を対象としたスポーツ種目および運動遊びの中から1種目を選択し,実際に指導体験を行ってもらいます.演習後には評価の解説を実施します.
到達目標と卒業認定・学位授与の方針との関連
履修者は以下の点について,到達することを目標とします.
■スポーツ指導のための基礎知識、基本的な技術・技能を習得すること.
■実習で実技指導が行えるようになること.

【身につく力】「リーダーシップ」,「コミュニケーション能力」,「プレゼンテーション能力」
授業計画
第1回:スポーツ指導者とは
第2回:スポーツ指導者の心構えと視点
第3回:指導実習(基礎)① 集団行動
第4回:指導実習(基礎)② 準備運動・整理運動
第5回:ミーティングの活用
第6回:スポーツ活動と安全管理
第7回:指導実習(応用)① ウォームアップ〜基本スキル
第8回:指導実習(応用)② グループワーク
第9回:指導実習(応用)③ ゲーム
第10回:指導計画のたて方
第11回:指導法実習① ウォームアップ
第12回:指導法実習② 基本スキル
第13回:指導法実習③ グループワーク
第14回:指導法実習④ ゲーム
第15回:指導者の役割:選手の発掘・育成の重要性
関連科目
スポーツコーチング論
準備学習等の指示
各スポーツ種目の技術やルール等を把握し,指導書・教本等に目を通しておくようにしましょう.また,30分以上の予習学習をすることで理解度も高まります.
教科書
教科書は使用しませんが,必要に応じて,資料などのプリントを配布します.
公認スポーツ指導者養成テキスト:日本スポーツ協会
子ども身体運動発達指導士養成テキスト:日本スポーツクラブ協会 
参考文献
公認スポーツ指導者養成テキスト:日本スポーツ協会
子ども身体発達指導士養成テキスト:日本スポーツクラブ協会 
定期試験の実施
定期試験は実施しません。
成績評価の方法
■取組区分:出席状況(10%),レポート作成(30%)
■実習区分:指導案作成(20%),模擬指導(30%),振り返り(10%)
スポーツ指導法演習では,ルーブリックを用いて,上記に示している区分を総合的に評価いたします.詳細については,第1回目のガイダンスにて説明いたします.
実務経験と授業との関連
本講義の担当者は,初等中等教育機関において,定期的にスポーツ指導を実践しております.また,JAAF公認コーチや上級子ども身体発達指導士といった資格取得から培った知識や教育現場指導の経験を活かし,スポーツ指導の現状や課題についても解説します.
備考
スポ−ツの出来る服装(スポ−ツウエア)で受講し,屋外,屋内両方のシュ−ズを準備してください.第1回目の講義は,体育館2階研修室Aに集合してください.
なお,本講義の担当者は2名ですが,第1回目の講義終了後に指導教員を選択してもらいます.その際,指導教員として松田を選択し,スポーツ指導法演習およびスポーツ栄養学の単位を修得することで,資格(子ども身体発達指導士)の認定が受けられます.

※ 日本スポーツ協会公認スポーツ指導者共通科目
※ 子ども身体発達指導士