シラバス情報

科目名
情報処理の基礎Ⅴ a
授業コード
32060
担当者名
山本 雅昭
副題
画像操作の基礎(Photoshopを使った学習の応用)
科目ナンバリング
単位数
2.00単位
配当年次
1年
開講学期
2022年度前期
教職免許種類

授業内容
仕事や勉学の活動の中では、文字と数字の表現法だけでなく、図形、チャート、画像、写真、動画を複合的に組み合わせての効果的なデジタル表現法が必要になります。 本講義ではAdobe社のPhotoshopを使い、パソコンを使ったデジタル表現法の基礎を習得します。 Photoshopはデジタル画像の作成、編集、加工、合成等のための世界標準ソフトウェアです。 このPhotoshopの基礎的な活用術を習得しておけば、パソコンを使ったデジタル表現術を飛躍的に高めることができます。
到達目標と卒業認定・学位授与の方針との関連
Photoshopの基本操作を習得すると、それまでは形にできなかったイメージを現実のものとして表現できるようになります。 このソフトの活用法を正しく習得し、自己表現手段の一つへと活用できるようになることが大切です。 テキストに沿って、指示されるままに操作をしていくのではなく、皆さんの頭の中に眠っているアイデアや創造性を刺激して、デジタル表現とデジタルコミュニケーションの能力を高めることが目標です。
【身につく力】 「情報リテラシ−」「プレゼンテーション能力」「斬新な発想をする力」
授業計画
第1回 Photoshopに触れてみよう
第2回 Photoshopの基本操作を学ぶ 1 : 画面とメニューの構成
第3回 Photoshopの基本操作を学ぶ 2 : 簡単な図形作成
第4回 Photoshopの基本操作を学ぶ 3 : レイヤーを使った複合図形作成
第5回 Photoshopの基本操作を学ぶ 4 : レイヤーを使った複雑な図形作成
第6回 選択範囲作成のバリエーション
第7回 複数画像の合成 1 : レイヤーの使い方
第8回 複数画像の合成 2 : レイヤーの活用法
第9回 写真の修正と修復 : 修復ブラシとスタンプ
第10回 写真の修整と加工 : 補正とマスキング
第11回 写真の合成処理
第12回 文字と文字表現
第13回 ペンツールの使い方 1: コンピュータ上での線描画
第14回 ペンツールの使い方 2: ベジェ曲線とトレース描写
第15回 まとめ
関連科目
「情報処理の基礎Ⅰ〜Ⅲ」、これらの講義の単位を先に習得していることが望ましい。
準備学習等の指示
講義開始前にパソコンや情報処理を中級レベルには引き上げておきましょう。
Photoshopは大学のパソコン教室にも既に導入されています。 先ずは実際に一度触れてみてください。 ただし、Photoshopは難しいソフトウェアではありませんが、その基本操作にはAdobe社製ソフトの特融の癖があり、自学自習では躓く人も多いようです。 テキストや参考テキスト、ビデオ教材を参考にして、講義内容に合わせて約60分は準備学習をしましょう。
教科書
まきのゆみ 「Photoshop しっかり入門 第2版」, SBクリエイティブ.
ISBN-13: 978-4797397246

(テキスト購入必須: テキストが改訂されましたので、必ず「第2版」を購入してください!
誤って「第1版」を購入しても、授業では使えませんので、再購入することになります)
参考文献
本学図書館の蔵書の中にも、Photoshop関連の書籍や入門書が多数あります。指定テキストだけでなく、それらも参考にしてください。
定期試験の実施
定期試験は実施しません。
成績評価の方法
・平常の出席と受講態度:20%
・学習テーマ毎の課題:50%
・総合の課題(または小試験)の評価:30%
実務経験と授業との関連
備考
・アートやグラフィック系ソフトに興味を持っている人向けです。WordやExcelの講義よりも難易度が上がりますので、パソコン初心者向けの授業ではありません。先に「情報処理の基礎Ⅰ」〜「情報処理の基礎Ⅲ」の科目の単位を習得していることが望ましいです。

・履修者は指定の教科書は必ず購入してください。テキストを忘れると受講できません。
(教科書は初回講義日よりも先に入手しておきましょう。ブックセンターは直ぐに売り切れます!)
・第一回講義時に講義進行や評価等の注意点を詳説します。必ず出席してください。