シラバス情報

科目名
「私たちの広島」PR実践
授業コード
35012
担当者名
後藤 心平
単位数
2.00単位
配当年次
1年
開講学期
2022年度後期
教職免許種類

授業内容
【授業内容】
本授業では、まだ知られていない広島の魅力をPRするための企画を立案し、紙媒体(ちらし、リーフレット、フライヤーなど)を制作します。企画力を磨くために、広島のまちをフィールドワークし、多様な視点で「もの」「こと」に触れ、感性を磨き、発想力を身につけます。
【実施方法】
(1)一般的な観光パンフレットなどには掲載されていない、魅力的な「もの」「こと」を、一次情報としてインターネットで検索します。
(2)インターネットで調べた情報をもとに、対象となる関係先に連絡を取り、話を聞きます。
(3)ここまで収集した情報をもとにインタビュー取材、写真撮影をします。
(4)PRのための紙媒体をパソコン(PowerPoint)で制作します。
(5)完成した紙媒体を発表し、相互評価します。
到達目標と卒業認定・学位授与の方針との関連
本授業は、興動館科目の4つのフィールドの内、企画力に分類される授業で、到達目標は以下の通りです。
(1)広島の魅力をメディアを使って伝えるための企画を考える。
(2)企画について、他人にわかりやすくプレゼンテーションできるようになる。
(3)多様な視点や発想、表現方法を身につける。 
(4)広島への理解を深め、企画する力、PRする力を身につける。

【身につく力】「コミュニケーション能力」「斬新な発想をする力」「チャレンジする力」 
授業計画
第1回:授業概要とワークショップ①
    本授業の概展開を説明
    ペアになり他己紹介をすることを通して相手の魅力をPR
第2回:PR理論基礎
    PRするとは何か、実際のPR紙媒体を参照し、PRに必要な要素などを学ぶ
第3回:大学の魅力をPRする紙媒体制作①
    学内をフィールドワークして魅力を見つけ、PRするための紙媒体を制作
第4回:大学の魅力をPRする紙媒体制作②
    発表、相互評価
第5回:広島の魅力をPRする紙媒体制作企画立案
    リサーチに着手
第6回:広島の魅力をPRする紙媒体制作企画書作成
    リサーチ情報をもとに企画書作成、企画プレゼンのためのパワーポイント作成
第7回:広島の魅力をPRするための企画発表
    企画をプレゼンし、もらったフィードバックをもとに企画を改善
第8回:PR素材を収集するための取材
    取材現場を訪れて情報収集、写真撮影
第9回:企画のブラッシュアップ
    途中経過を報告、もらったフィードバックをもとに企画を改善
第10回:PR素材を収集するためのフィールドワーク
     修正にともなう追加取材、写真撮影
第11回:編集作業①
     紙媒体の見出し、紙面レイアウトの検討など
第12回:編集作業②
     紙媒体の原稿執筆、写真選定など
第13回:編集作業③
     紙媒体を完成させる
第14回:発表
     完成した制作物をパワーポイントで発表、相互評価
第15回:ふり返りとまとめ

※情報収集、企画立案、制作でパソコンを使用するため毎回パソコンを持参してもらいます
関連科目
メディア・リテラシー
準備学習等の指示
この授業は、興動館科目の「企画力フィールド」の授業です。毎回、以下のような企画力フィールドの達成目標を意識して授業に臨んでください。

〈共生力フィールドの達成目標〉
①無から有を生み出す創造力をもつ。
②企画書に基づいて、その企画を、相手に説得する力をもつ。

また、広島での生活の中で地域に目を向け、何かを感じたり、考えたりすることが重要です。授業以外の時間でも「広島の魅力」を意識するようにしてください。 

なお、発表資料の作成は授業時間以外に約1時間以上、制作物の編集作業は授業時間以外に約2時間以上を要します。それらを予習、復習時間と考え、取り組んで下さい。
教科書
教科書はありませんが、資料を授業で配布します。
参考文献
定期試験の実施
定期試験は実施しません。
成績評価の方法
(1)授業への参加度[20%]
(2)制作物[60%]
(4)プレゼンテーション[20%]
実務経験と授業との関連
放送業界での25年の実務経験を活かし、PRや、そのためのリサーチ、取材の手法を具体的な例を示しながら解説します。
備考
定員を30名とします。

興動館科目では、経済産業省が推奨する「社会人基礎力」の伸長度をはかるため、「プログレスシート」を作成していただきます。
※社会人基礎力とは…組織や地域社会の中で多様な人々とともに仕事を行っていく上で必要な基礎的な能力