シラバス情報

科目名
演習Ⅰ (棚橋慶太)
授業コード
41324
担当者名
棚橋 慶太
授業題目
「情報分析のための会計」を通じて、企業の経営や経営管理について考える
科目ナンバリング
単位数
4.00単位
配当年次
3年

授業概要・授業計画
【授業概要】
会計情報は企業社会の言語です。会計情報は、投資家などの特定の人々にのみ役に立つものではなく、企業活動に関する会計情報に基づき意思決定し行動している、企業社会における企業人にとって必要な情報となっています。
企業会計は、複式簿記を使って仕組みを作り一定のルールに従って毎年同じことを繰り返す「制度的な会計」と、必要な情報を必要なときに自由自在に加工して利用する「情報分析のための会計」にわかれます。「情報分析のための会計」は、財務会計領域では「財務諸表分析」、管理会計領域では「意思決定・業績管理のための会計」であり、それぞれ企業の経営や経営管理を行うための分析方法として広く活用されています。
本演習は、「企業の経営」の実態を把握・判断する「情報分析のための会計」を学びながら、卒業研究(卒業論文)で皆さんが取り組みたいテーマを自分自身で絞り込むこと、グループワーク及び個人研究を通じて「情報収集・分析」「レポーティング」「ディスカッション」「プレゼンテーション」の4つのスキルを磨いていくこと、を目標とします。
【授業計画】
前期は「情報分析のための会計」に関する知識(情報収集・分析)を学ぶために、テキストを輪読します。テキストの章ごとに担当箇所を割り振りますので、担当者は予めテキストの内容を要約・発表します。また、経営に関するトピックスや企業の具体的なケースを適宜取り上げ「情報分析のための会計」の基礎が身につくようにします。
後期は、各自興味を持ったテーマを設定して調べ(レポーティング)、それをレポートにまとめて発表する(ディスカッション・プレゼンテーション)形式で進めます。また、卒業論文の執筆に向けて研究の進め方や論文の書き方などについて学びます。
【到達目標】
「情報分析のための会計」を通じて、企業の経営や経営管理について、論理的かつ平易に説明することができる上、自らの見解を整合的に述べることができる。
教科書
『経営力と経営分析』坂本恒夫・鳥居陽介編、税務経理協会、2017年
その他適宜指示します。また必要に応じて資料等を配布します。
活動予定
コロナ禍の状況を勘案しつつ、懇親会やゼミ合宿、スポーツ大会への参加など、皆さんの自主性と提案を尊重し、相談しながら決めていきたいと考えています。
成績評価の方法
ゼミへの出席状況・受講態度、ディスカッションへの参加度・貢献度、課題の提出などにより、総合的に評価します。
なお、やむを得ない理由を除く無断欠席・遅刻が度々確認された場合、評価の対象外となることがあります。  

選考方法
選考方法:書類選考(事前メール)及びオンライン面談
【1次選考】
・事前メール:面談希望者は11/22(月)12時までにメールで次の内容をkt-tana@hue.ac.jpに送ってください。日時調整のうえ折り返し面談時間などを返信メールにて知らせます。
 件名:【演習Ⅰ選考】
 本文:①学籍番号②学生氏名③志望理由(200文字以上)④面談希望日時(第3希望まで)
・面談日時:11/24(水)・25(木)・26(金)の14時〜17時(20分程度)
・面談場所:MicrosoftTeamsを利用
【2次選考】
・事前メール:面談希望者は12/8(水)12時までにメールで次の内容をkt-tana@hue.ac.jpに送ってください。日時調整のうえ折り返し面談時間などを返信メールにて知らせます。
 件名:【演習Ⅰ選考】
 本文:①学籍番号②学生氏名③志望理由(200文字以上)④面談希望日時(第3希望まで)
・面談日時:12/9(木)・10(金)の14時〜17時(20分程度)
・面談場所:MicrosoftTeams利用
履修条件
・挨拶、時間厳守、約束を守るなど基本動作ができ、ルールやマナーを守れること
→無断欠席など、協調性のない行為は、他のゼミ生や教職員など相手の立場に立った行動とは言えず、厳に慎むべきです。
・「明るく、前向き」であること
→良好な人間関係の基本です。特にゼミの主役はゼミ生です。主体的に行動し、他のゼミ生と協力して、自らゼミをつくりあげる気概のある、積極的かつ意欲的な学生を求めます。
オフィスアワー
研究室自由訪問期間(1次登録期間 11/12(金)〜22(月))において、メールによる質問、事前相談はkt-tana@hue.ac.jpで受け付けます(必ず学籍番号と氏名を記載してください)。