研究指導 （人的資源論特殊研究）

72020

瀬戸　正則

24.00単位

1年

2022年度前期、2022年度後期

博士課程後期課程の最終年度となるため、博士学位請求論文の完成に向けて、以下の点を踏まえながら研究を継続する。
　１）年度はじめには､懸案の先行研究レビューの拡充及び分析視座の再構築を行う。
　２）その後は、発見事実を再総括したうえで、独創性ある視座をもとに分析し考察する。
　３）論理的一貫性を担保しながら、学術的及び実務的貢献を明示した研究成果を導出する。

下記の点を目標としながら、博士学位請求論文を完成させる。
　１）研究に必要なデータの補充：実態調査データ、研究目標達成に必要なその他のデータなど
　２）博士論文全体の体系性と内容の再検討
　３）独創性・新規性の確認
　４）論理一貫性の担保

　　＜前　期＞
第 1回：　オリエンテーション
第 2回：　先行研究レビュー拡充等の進捗確認及び検討
第 3回：　　　同上　　　　
第 4回：　　　同上
第 5回：　　　同上
第 6回：　研究精度の向上に向けた発見事実・情報・データ等の補完
第 7回：　　　同上
第 8回：　　　同上
第 9回：　　　同上　
第10回：　　　同上
第11回：　　　同上
第12回：　　　同上
第13回：　論文完成に向けた最終課題の確認と実行
第14回：　　　同上
第15回：　　　同上
　　＜後　期＞
第16回〜第30回：　論文完成に向けた最終チェックの反復継続

研究倫理（論文著者の責任等を含む総合的な研究倫理教育、利益相反の考え方や守秘義務など）についても併せて指導します。

経済学史特殊研究

指定教科書は必ず事前に読んで予習し、講義で配布した資料は事後によく復習して下さい。
講義内容を深いレベルで理解するためには、受講者自身で日頃から人間社会や組織現象に対する関心をもち、自学自習を粘り強く重ねていく努力が求められます。
常に複眼的視点から問題意識をもち、講義で学ぶ多様な概念や理論と、受講者自身の自己経験や感性・感度を摺り合わせながら考える姿勢を身につけて下さい。

瀬戸正則著(2017)『戦略的経営理念論 −人と組織を活かす理念の浸透プロセス』中央経済社。3,000円。

研究指導の進捗状況を踏まえながら、適宜指示します。

定期試験は実施しません。

毎回の報告に係わる事前準備状況・報告内容・報告結果に対する自己レビュー等を総合して評価します。

自動車メーカー：マツダ㈱の人事・総務部門等における多様な業務や、マツダ関連企業に対する人事支援業務を通じて、更には（勤務）社会保険労務士として培った知識や経験を活かし、研究指導ではマネジメントに係わる既存理論の詳説とともに、企業における経営行動の現状や課題等についての実例を交えた解説も行います。
また、教員が主に中堅・中小企業を対象に実施中の、半構造化面接調査を通じて得られている知見等についても適宜紹介します。

授業計画については、必要に応じて変更する場合があることを了解願います。