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 教員名 : 山村 耕一郎 
						
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					 科目名 
							経済統計学特殊研究 
							授業コード 
							72010 
							担当者名 
							山村 耕一郎 
							副題 
							単位数 
							2.00単位 
							配当年次 
							1年 
							開講学期 
							2022年度前期 
							教職免許種類 
							授業内容 
							この授業(講義)では、まず、家計と係わる経済統計の調査の方法と調査の結果の概要について学習します。次に、家計の支出と関連する基本的な経済モデルの概要について学習し、それを計測する際に必要となる統計計算の手順やパソコンによる情報処理の方法等について学習します。そして、わが国の官庁による各種の白書で紹介されている図表や数量分析について検討します。最後に、受講生による、事前に設定したテーマに基づく、家計の支出と係わる経済分析の成果の発表と、それに基づく質疑応答を行うことにしたいと思います。 
							なお、この授業では、必要に応じて、受講生による、レジュメに基づく発表もあります。 到達目標と卒業認定・学位授与の方針との関連 
							この授業では、家計と係わる経済統計の抽出と加工、家計の支出と係わる経済モデルの構築、それを計測するためのアルゴリズムの開発、パソコンによる計測や結果の表現のやり方に関する知識を習得することによって、経済学における定量的な問題解決力を養うことを目指します。 
							【身につく力】「知識・理解」「問題解決力」「情報リテラシー」 授業計画 
							第 1 回 ガイダンス 
							第 2 回 統計法 第 3 回 家計と世帯 第 4 回 家計と消費 第 5 回 家計と労働 第 6 回 家計と余暇 第 7 回 経済モデル 第 8 回 統計計算と線形数学 第 9 回 パソコンによる統計計算(Excelによる統計計算) 第10回 パソコンによる統計計算(Basicによる統計計算−基礎) 第11回 パソコンによる統計計算(Basicによる統計計算−発展) 第12回 白書と図表 第13回 白書と数量分析 第14回 経済分析 第15回 まとめ 関連科目 
							経済統計学特論、統計情報論特論 
							準備学習等の指示 
							指示した文献、事前に配布した資料を読み、理解できない言葉の意味を調べ、内容を把握し、質疑応答ができるようにしておいてください。そして、自身の研究に、学習内容をいかに応用することができるかについて考えてみてください。そのために、2時間以上の予習を心がけてください。また、復習はその日のうちに繰り返し行い、知識を確実に身につけてください。 
							教科書 
							教科書は使用しません。適宜、資料を配布します。 
							参考文献 
							山村耕一郎『経済分析のための統計学』農林統計協会、1990年。 
							定期試験の実施 
							定期試験は実施しません。 
							成績評価の方法 
							成績評価は、レジュメに基づく発表内容(50%)と質疑応答の内容(50%)に基づいて、総合的に行います。なお、欠席や遅刻、受講態度がかんばしくない者については減点があります。 
							実務経験と授業との関連 
							備考 
							経済統計学特論、経済情報論特論を修得しておくことが望ましい。 
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