シラバス情報

科目名
副ゼミ (国際経済学特論)
授業コード
71087
担当者名
小笠原 礼以
副題
単位数
2.00単位
配当年次
1年
開講学期
2022年度前期、2022年度後期
教職免許種類

授業内容
本クラスでは国際経済領域に関連する古典的文献を輪読します。本年度はJ.M.ケインズ 『戦後世界の形成−ブレトンウッズと賠償:1941−1946年の諸活動』(東洋経済新報社 ケインズ全集26巻)を取り上げます。
自由放任を否定するケインズは、戦後、イギリスの国益のみならず、世界経済復興の観点から、国際協調の重要性を強く主張しました。古典的著作の中に、混迷を深める現代グローバル経済の諸問題を解決するための手掛かりを探したいと思います。
到達目標と卒業認定・学位授与の方針との関連
現代のグローバル経済問題を歴史的文脈の中で、重層的に把握する力を身につけることを目標とする。
授業計画
J.M.ケインズ著『戦後世界の形成−ブレトンウッズと賠償:1941〜1946年の諸活動』の輪読を行う。

前期 第1章 「ブレトンウッズとその後」
後期 第2章 「通商政策」
    第3章 「賠償」

研究倫理(論文著者の責任等を含む総合的な研究倫理教育、利益相反の考え方や守秘義務など)についても併せて指導します。
関連科目
国際経済学特論
準備学習等の指示
参加学生は事前に指定された箇所を熟読しておくこと。必要に応じて、関連文献を調査し、レジュメに基づく報告をしてもらう。
教科書
J.Mケインズ(石川健一 島村高嘉訳) 『戦後世界の形成−ブレトンウッズと賠償:1941〜46年の諸活動』  東洋経済新報社(ケインズ全集 第26巻) 
参考文献
必要に応じて支持します。
定期試験の実施
定期試験は実施しません。
成績評価の方法
試験は実施しません。平素の取組により評価します。
実務経験と授業との関連
備考