| 
					 
 教員名 : 田中 泉 
						教員名 : 澤 滋久 
						
  | 
				
					 科目名 
							世界の宗教 
							授業コード 
							16007 
							担当者名 
							田中 泉、澤 滋久 
							単位数 
							2単位 
							配当年次 
							1年 
							開講学期 
							2022年度前期 
							教職免許種類 
							授業内容 
							ユダヤ教、キリスト教、イスラーム、ヒンドゥー教について、それぞれの宗教が、どのような過程で成立し、その後、どのように発展したかについて、歴史的に明らかにします。また、それぞれ、どのような特徴を持った宗教なのか、また現在どのように信仰されているか、その教義などから明らかにします。 
							授業では、毎回配布する資料プリントや、パワーポイントによる画像・写真、VTRによる映像を使用しながら、講義をします。 到達目標と卒業認定・学位授与の方針との関連 
							現代の世界を理解するために、世界のおもな宗教(ユダヤ教、キリスト教、イスラーム、ヒンドゥー教)の教義および成立・発展の過程、現代の信仰状況について基礎的な知識を習得したうえで、各宗教の特徴を説明できるようになります。 
							【身につく力】「知識・理解」「論理的思考力・分析力」 授業計画 
							第1回 オリエンテーション −宗教とは(アニミズムから多神教、一神教へ)− (田中・澤) 
							第2回 ユダヤ教の発生 −『旧約聖書』の内容「創世記」と「出エジプト記」− (田中) 第3回 ユダヤ教の成立と変遷 −バビロン捕囚から離散、シオニズム、中東戦争まで− (田中) 第4回 キリスト教の発生 −イエスの出現・処刑・復活− 第5回 キリスト教の発展(1) −ローマ帝国とキリスト教− (田中) 第6回 キリスト教の発展(2) −神聖ローマ皇帝とローマ教皇− (田中) 第7回 キリスト教の発展(3) −教会改革運動と教皇権 の盛衰− (田中) 第8回 イスラームのあらまし -イスラームの広がり、インドネシア・アチェ州に見る- (澤) 第9回 イスラームの成立 -「25預言者」からムハンマドへ、正統カリフ時代- (澤) 第10回 イスラームの拡大・世界伝播 -イスラームの世界伝播、近代の3大帝国- (澤) 第11回 近・現代社会とイスラーム -六信五行と現代社会- (澤) 第12回 ヒンドゥー教の概要 -ヒンドゥー教の成立、インドの神話の世界- (澤) 第13回 キリスト教の改革(1) −ルターの改革−(田中) 第14回 キリスト教の改革(2) −イングランドの宗教改革− (田中) 第15回 キリスト教の改革(3)とまとめ −対抗宗教改革とピューリタン− (田中・澤) 関連科目 
							比較するために「日本の宗教」の履修を薦めます。 
							「世界の思想と現代社会ⅠおよびⅣ」の理解の助けになるでしょう。 準備学習等の指示 
							授業内容の背景になる世界の歴史について、毎回、高校時代の教科書・資料集などを読んで予習してください(約60分)。また、授業後に復習するのが望ましい(約60分)です。HUEナビ「授業資料」には、授業終了後に復習向け教材を載せます。これらや授業中にとったメモを使って授業内容を200字程度にまとめる復習を習慣づけてください。 
							常にテレビやインターネットのニュース、新聞から、日常の世界の動きに関心を持ち、とくに宗教がかかわる問題に注目することを心がけてください。授業において、それらに触れて関連付けることがあると思います。 教科書 
							教科書は使用しません。毎回、史料や地図などの資料を配布して授業を進めます。 
							【授業外学習向け】教科書としての指定はしませんが、【世界の歴史Ⅰ・Ⅱ】で教科書に指定している第一学習社『グローバルワイド最新世界史図表』、【哲学Ⅰ・Ⅱ】の同『テオーリア倫理資料集』(高校副教材)の再活用や購入をお勧めします。 参考文献 
							『キリスト教史Ⅰ〜Ⅲ』、『ユダヤ教史』、『イスラム教史』、『ヒンドゥー教史』いずれも山川出版社 
							荒井章三『ユダヤ教の誕生』講談社 小嶋潤『西洋教会史』『新約聖書の世界』いずれも刀水書房 山内昌之ほか監修『イスラーム基本練習帳』大和書房 その他、授業中に適宜紹介します。 定期試験の実施 
							定期試験を実施します。 
							成績評価の方法 
							定期試験の結果(90% )、および平常の出席状況(10%)により評価します。出席回数が11回以上になった場合、1回あたり2点の加点をします。 
							ただし、不正な出席操作や不良な学習態度に対してはこの加点を取り消します。 定期試験は論述式の問題がほとんどですので、各回復習や授業内容のまとめ(上記)が役立ちます。定期試験前に示されるヒント等で初めて取り掛かることがないよう、普段からこまめに学習をしてください。 実務経験と授業との関連 
							備考 
							受講心得:授業中の私語・飲食、勝手なスマホ操作は厳禁です。守れない人は、以後の出席を認めない場合があります。 
							また、授業態度が悪い場合には空きの担当者が直接注意を与えに巡回することがあります。巡回自体がないような静穏・真摯な受講態度を心がけてください。 複数担当者の授業です。担当は授業回(上記「授業計画」参照)により異なります。届け出等、事務手続き関連やHUEナビ関連はどちらでも受け付けますが、授業内容に関する質問等はそれぞれでないと対応できないことがあります。  |